ANA VISA Suicaカード


ANA VISA Suicaカードは、三井住友カードとANAの提携によって発行されているマイルカードです。一般カードですが、航空系カードということもあり審査難易度は10段階で3と少し高くなっています。

最短1週間での発行は航空系カードの中では早いと言えます。JRを普段から使用していてANAマイルも貯めたいというユーザー向けです。

属性別おすすめ度

  • 無職△
  • フリーター△
  • 学生○
  • 主婦・専業主婦△
  • 新社会人○
  • 30代社会人○
  • 個人事業主・法人代表○

対象資格は高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方となっています。旅行好きの方や出張で頻繁に飛行機を使う機会が多い社会人の方向けだと言えます。学生の方は学生向けのマイルカードを利用すると良いでしょう。

ANA VISA Suicaカードざっくり紹介
◎ ANAマイルを貯めやすいマイルカード
◎ Suicaチャージでポイントを貯めることができる
◎ 年会費の割引を活用すると811円まで下げることができる

ANA VISA Suicaカードの特徴と評判

基本ポイントとしてカード利用1,000円ごとにワールドプレゼントポイント1Pを獲得することができます。1Pは5マイル(10マイル/年会費6,480円が必要。)あるいはSuica 5円分に交換することができます。

年会費が掛かりますが、10マイルコースを活用するのがおすすめです。マイルに交換するときだけ加入すれば良いのである程度コストを抑える事が可能です。

ANAマイルを貯めやすい

ANAの提携カードで非常にANAマイルとの相性が良いクレジットカードになっています。生活の中でお得にマイルを貯めることができます。

ANA飛行機利用でお得

ANAの飛行機を利用するとマイルを貯めやすくなっています。カードの入会時及び継続時に1,000マイルのボーナスマイルを獲得することができます。

さらに、ANAグループ便あるいはスターアライアンスメンバーの提携航空会社のフライト利用でのマイル獲得が+10%となります。その他、機内販売10%OFFやツアーの割引等充実の特典を活用することができます。

ANAカードマイルプラス対象店舗でお得

マイルプラス対象店舗でのカード利用では基本の1,000円ごとのワールドプレゼントポイント1Pに加えてそれぞれ設定されたマイルを直接獲得することができます。

ANAカードマイルプラス対象店舗一部紹介

  • スターバックス(100円ごとに1マイル)
  • ファミリーマート(200円ごとに2マイル)
  • セブンイレブン(100円ごとに1マイル)
  • ココストアイースト(100円ごとに1マイル)
  • イトーヨーカドー(100円ごとに1マイル)
  • マツモトキヨシ(100円ごとに1マイル)
  • 大丸・松坂屋(200円ごとに1マイル)
  • 高島屋(200円ごとに1マイル)
  • 阪急百貨店(100円ごとに1マイル)
  • 紀伊國屋書店(100円ごとに1マイル)
  • オリックスレンタカー(100円ごとに1マイル)
ANAマイレージモール利用でお得

楽天ショッピング、ヤフーショッピング等が加盟するオンラインモール「ANAマイレージモール」の利用で基本ポイントとは別にボーナスマイルを獲得することができます。

ANAマイレージモール加盟店舗一部紹介

  • じゃらん(200円ごとに2マイル)
  • 楽天市場(200円ごとに1マイル)
  • Yahoo!ショッピング(300円ごとに1マイル)
  • 旅行予約のエクスペディア(200円ごとに1マイル)
  • ユニクロ(300円ごとに1マイル)

マイルカードの中でも安い年会費が魅力

初年度の年会費は無料で2年目以降2,160円の年会費が掛かります。これでもマイルカードの中では比較的安い年会費となっていますが、さらに割引やボーナスを活用すれば、実質年会費を無料で利用することができます。

カードご利用代金WEB明細書サービスへの登録をすれば、翌年度の年会費が540円割引されて1,620円になります。あるいは、マイ・ペイすリボへの登録で年会費が811円まで割引されます。

また、毎年継続ボーナスとして1,000マイルを獲得することができるので、1マイルを1円換算しても年会費以上のメリットがあると考えることができます。マイルカードをここまで安い年会費で所有することができるのは大きな魅力です。

ショッピング保険付帯

年間最大100万円のショッピング保険が付帯されています。ショッピング保険とは、購入した商品の破損や盗難をカバーしてくれる保険です。高額な買い物をする時にあると便利です。

ただし、保険が適用されるのは海外ショッピングあるいは国内リボあるいは分割等手数料が掛かる支払いを行った時等に限定されます。マイ・ペイすリボに登録をして支払額を限度額いっぱいに設定しておけば手数料を払わなくてもショッピング保険が適用されるのでおすすめです。

電子マネーとの相性

ANA VISA Suica最大の魅力はSuicaへのオートチャージに対応していることです。チャージの度にポイントが付与されますので、電車や街等の陸でもマイルを貯めることができます。

マイルに交換せずにSuicaにポイントを交換することもできます。なお、ANA VISA Suicaには定期券を付けることはできませんので、別途定期券を持つ必要があります。それでもオートチャージ設定をしておけば利便性が損なわれることはありません。

さらに、チャージ不要の電子マネーであるiDを紐付けることができます。もちろんiD利用分に対してもポイントが付与されるので、カードが利用できない場所やカード利用をためらってしまう小額決済時に強い味方になります。

ANA VISA Suicaの強みは、Suicaへのオートチャージでのポイント付与とANAマイルの貯めやすさにあります。Suicaを普段使いしている方は必見です。

SuicaとiD以外の電子マネーへのチャージでは魅力はありません。

電子マネー種類対応
モバイルSuicaチャージ可能
(ポイント付与対象外)
PASMOチャージ不可
SMART ICOCAチャージ可能
(ポイント付与対象外)
nanacoチャージ可能
(ポイント付与対象外)
WAONチャージ不可
楽天Edyチャージ可能
(ポイント付与対象外)
au WALLETチャージ不可

ここはマイナス

家族カードの設定なし

家族カードの発行をすることができなくなっています。家族カードが必要な方はANA VISAワイドゴールドカードを検討する良いでしょう。

保険が弱い

付帯されている海外旅行保険には、傷害や疾病治療費用が付帯されていません。海外旅行や出張で必要な保険とはなっていないので、別途加入する必要があります。

また、国内旅行傷害保険は付帯されていません。旅行保険目的で作成するカードではないことを認識しておきましょう。

比較対象のクレジットカード

ANA JCB一般カード

ANA JCB一般カード

こちらはJCBブランドとなります。申込後最短3営業日で発行されます。また、10マイルに交換できるコースが、5,400円と1,080円安く利用することができます。国内旅行がメインの方はJCBブランドの方が良いでしょう。


スペック情報

カード名ANA VISA Suica
カード発行会社三井住友カード株式会社
発行期間最短1週間
国際ブランドVISA
ポイント還元率0.5%~
年会費2,160円(税込)
ETCカード永年無料
家族カード設定なし。
海外旅行傷害保険死亡・後遺傷害最高1,000万円
傷害治療費用-
疾病治療費用-
携行品損害-
賠償責任-
救援者費用-
国内旅行傷害保険
(旅行傷害保険付きのみ)
死亡・後遺傷害-
手術費用-
入院日額-
通院日額-
締め日・支払日毎月15日締め/翌月10日払いまたは
月末締め/翌月26日支払い
ショッピング保険最高100万円
盗難保険盗難保険あり。