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当ページでは、「クレジットカードの解約」に関する内容を紹介しています。使わなくなったクレジットカードを整理したいという方向けです。

クレジットカード解約前に確認するべきこと

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年会費の掛かるカードの場合、年会費の発生月までに解約したいと急いで解約してしまうことがあると思います。しかし、少し待ってください。クレジットカードの解約をする上で理解しておかなければいけないことがあります。それらを知らずに手続きを進めてしまうと思いもよらない損害を被ってしまう可能性があります。

まず、解約前に確認するべきことという項目で大切なことをまとめています。それを読んで納得してから手続きを進めるようにしてくださいね。また、カード解約によるメリットも解説しています。解約を考えた時のチェックリストを作成しました。上から順番に大切ものを並べていますので、解約前に確認してみてください。

短期間での解約を繰り返していないか

短い期間でクレジットカードの解約をすることは好ましくありません。なぜならクレジットカードの解約をするとその情報は信用情報登録機関に登録されることになります。1枚や2枚であれば特に何も問題になることはないと考えて良いでしょう。

ただし、短期間の間に同じ発行会社のカードに申し込んで、退会を繰り返すとそれらの情報が登録され今後その会社での審査通過が難しくなってしまうことがあります。

入会キャンペーン目的で入会をして、特典をゲットしたからすぐに解約をするというのは避けた方が良いです。少なくとも一年間は所有してから解約を検討するようにしましょう。

今後のことを考えると、キャンペーン目的で申し込んですぐに解約をしてもそこまで大きなメリットとはなりません。二度とその発行会社のカードを作れないことによるデメリットを十分に考える必要があります。

解約という項目が信用情報登録機関に登録されても他のカード会社のカード発行においては足かせとなることはないでしょう。ただし、極端に多くのカードを申込を繰り返すのは良くありません。

申込及び解約の情報は最大5年間保存されることになります。必要以上のカードを作ったり、解約することは避けましょう。

ETCカードを利用していないか

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カードを解約すると追加カードとして発行したETCカードを利用することができなくなります。他にETCカードを所有しているあるいは車を使うことがなくなったという場合は問題ではありません。

しかし、今後も車を使う予定なのに、他にETCカードを持っていないという方は注意が必要です。もしETCカードが必要なのであれば他のカードで申し込みをしておくと良いでしょう。

ETCカードを新規で申込む場合およそ1週間程度の期間が掛かってしまうので早めに申し込みをしておくことが大切です。

家族カードを利用していないか

家族カードもETCカード同様解約後は使用することができなくなります。配偶者の方やお子様に家族カードを持たせている方は注意が必要です。

オトクな年会費で所有することができる家族カードは使えなくなると不便を感じてしまうこともあるかもしれません。事前にご家族の方と相談をすることをおすすめします。

家族カードも新規で申し込みを行うとおよそ1週間程度の期間が掛かってしまうことになります。

ショッピングリボ、分割、キャッシングリボの利用残高はないか

リボ払いや分割払いの残高がある場合は一括で返済できるお金が手元にあるか注意する必要があります。なぜならクレジットカードを解約するとそれらの残高を一括で返済することになるからです。

通常解約をした月の次の支払い時に一括で引き落とされることになります。もし返済の余裕がないのであれば返済の目処が経ってから解約をすることを推奨します。

公共料金の支払いやその他支払いに利用していないか

もし現在、電気・ガス・水道代あるいは新聞代、プロバイダ料金、携帯電話料金等の支払い方法をクレジットカードに設定している場合は注意が必要です。

カードの解約をする際は新しいクレジットカードでの支払いを設定後あるいは支払い方法を確定してからにする方が良いでしょう。

他のカードを登録していない場合自宅に払込用紙が届くので、それを持ってコンビニや金融機関等で支払うことになります。

当然クレジットカードで支払うことができない期間があるとその間ポイントを獲得することができませんので、損をしてしまうことになります。

長く使っているプロパーカードではないか

長期間に渡って使用しているクレジットカードであれば、限度額も上がりカード会社からの信用も厚くなっています。特にプロパーカードと呼ばれるカードであれば解約前に再考することをおすすめします。

限度額は実績がないと上げることが難しいですし、プロパーカードであればゴールドカードやプラチナカードを持つことも可能です。それらを全てリセットしても本当に問題がないのかを考えてからでも遅くはありません。

私自身もカードの整理をしようと思って、SuMi TRUST CLUB プラチナカードの解約の旨を伝えたところ、「長くご利用いただきありがとうございます。もし可能でしたら、引き続き利用していただけませんか?」と言われたことがあります。

確かに長い期間持っていたし、限度額も多く利便性が高いので持ち続けることにしました。長く使用しているクレジットカードの解約は慎重になるべきだと思います。

解約手数料が発生するのか

クレジットカードの中には少ないながらも一定期間内に解約をしてしまうと事務手数料が掛かってしまうものがあります。事前に所有しているカードに何かペナルティがないか確認しましょう。

現在把握しているカードでは、JCB CARD EXTAGEは手数料が必要となります。カード発行後5年以内に解約してしまうと手数料として2,160円が掛かります。

海外旅行や出張に行く予定はないか

海外滞在中はクレジットカードが必須だと言えます。VISAやMasterCard等世界中で利用することができる国際ブランドのカードであれば持っておくことをおすすめします。

解約後改めてカードを申し込むと手元に届くまでに時間がかかりますし、審査に通過できないというリスクもあります。海外に行く予定のある方は注意しましょう。

高額な買い物をする予定はないか

大型家電、パソコン等大きな買い物をする予定のある方はクレジットカードを持っている方がオトクです。もし代替のクレジットカードをまだ持っていないのであればカードの解約は時期尚早かもしれません。

カードで支払いを行えばポイントを貯めたり、補償を享受したりすることができます。

クレジットカード解約の方法

解約をする方法には下記の二通りの方法があります。カスタマーセンターへの連絡での手続きが一般的です。

カスタマーセンターに電話をする

カード裏面に記載されている電話番号に電話を掛けて解約の旨を伝えるだけです。長く使っているカードの場合引き止められる可能性があります。

本当に解約をしても良いと考えているのであれば強い意志を持って貫きましょう。また、年会費の掛かるカードの場合年会費の減額など優遇されることもあります。

その都度あなたにとって最適な方法を選択すると良いでしょう。

会員専用ページから手続きをする

一部のクレジットカードの場合WEB上で解約手続きを行うことができます。現在確認できているのはライフカードです。

ライフカードの会員専用ページのLIFE-Web deskにログインをして、退会申請用フォームにカード番号、名前、メールアドレス、退会の理由を入力するだけです。驚くほど簡単に退会ができてしまいます。

他のカード会社もこのサービスを採用してくれれば手間が掛からずに手続きができるのですが・・・ただやはりカード会社も利益を出す必要があり、できれば顧客を引き止めるチャンスがほしいということでしょうか。

カード解約のメリット

カード解約自体にメリットがあるというわけではありません。しかし、解約することによって結果的にメリットを享受することができます。

与信枠に余裕ができる

カードの解約することであなたの自身の与信枠に余裕ができることになります。与信枠とは、あなたの信用に応じて借り入れができるおよその金額のことです。

クレジットカードは何枚も持てるものではありません。カード申込者の信用に基づいて全体での与信枠というものが設定されています。ショッピングリボの枠あるいはキャッシング枠がついたカードをたくさん持っていると、住宅ローンの審査やカーローン等の審査において不利になってしまうことがあります。使っていないカードはどんどん整理してしまうことをおすすめします。

盗難・紛失によるリスクを軽減できる

カードがたくさんあると万が一盗難に合ったり、紛失してしまったりしても気付くのが遅くなるかもしれません。カードの補償は通常紛失の手続きをしてから遡って60日間程度の期間の被害にのみ適用されます。

長い間紛失して第三者に不正利用されていたことに気づかなかった場合補償を受けることができません。このようなリスクを避けるためあまり使わないクレジットカードは解約してしまった方が良いのです。

年会費等の負担がなくなる

年会費の掛かるクレジットカードを所有している場合クレジットカードを解約することで金銭的な負担を減らすことができます。

年会費が2,000円のものでも5年で10,000円、10年で20,000円と大きな負担となります。年会費以上のサービスを受けることができていないカードは即整理の対象です。

最後に-解約後に行うこと

解約をしたら、カードをはさみで切り刻みましょう。解約をしたら通常カードを使うことはできませんが、万が一の事態に備えて対応しておく必要があります。

解約手続きをカスタマーセンターで行うと、「カードを切ってください。」と必ず言われるので、忘れないようにすぐに実行しましょう。

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