dカード



dカードは株式会社NTTドコモによって発行されているクレジットカードです。DCMXが2015年11月にリニューアルされた新しいカードです。

今回の変更によって大きく変わったのはドコモユーザー以外でも作成することができるということとドコモポイントからdポイントへの統一です。

特にdポイントへの統一はメリットが大きいです。ローソンやマクドナルド等多くの加盟店でポイントを使用することが可能です。また、DCMXケータイ保障というドコモユーザーにとってメリットのある特典が付帯されています。

審査難易度は10段階で3となります。年会費は実質無料で、ポイント還元率は常時1.0%以上となっています。dポイント加盟店舗等の利用でよりお得になります。

属性別おすすめ度

  • 無職△
  • フリーター○
  • 学生○
  • 主婦・専業主婦○
  • 新社会人○
  • 30代社会人○
  • 個人事業主・法人代表○

申込資格は満18歳以上の方となります。高校生は発行不可です。dカードは、スペックが高く属性に関係なくおすすめできるクレジットカードです。特にドコモユーザーであれば作っておいて損はないでしょう。

dカードざっくり紹介
◎ 基本ポイント還元率1.0%超
◎ 特約店やローソンでオトク
△ 旅行保険は付帯されていない

dカードの特徴

基本ポイント還元率1.0%

基本ポイント還元率1.0%カード利用100円ごとに1Pのdポイントを獲得することができます。1Pの価値は1円相当なのでポイント還元率は1.0%となります。

ポイントの有効期限は獲得した月の末から48ヶ月間となっています。貯めたポイントの使用に関してかなり余裕があるので、じっくりと貯めることができます。

さらに、特定の店舗でdポイントあるいはiDを利用することでポイントの優遇を受けることができます。積極的に使っていきたいですね。

dポイント加盟店

dポイント加盟店dポイント加盟店でのショッピングでは、基本ポイントに加えて特約店ごとに別途設定されたポイントを獲得することが可能です。特に必要な手続きはなく、決済をdカードで行うだけで大丈夫です。

  • ローソン(100円ごとに1P)
  • マクドナルド(100円ごとに1P)
dポイント特約店

dポイント特約店dポイント特約店でも通常のポイントに加えて特約店ごとに設定されたポイントを獲得することが可能です。

dカード決済でポイント獲得できるお店とiDカード決済でポイント獲得できる2種類のタイプがあります。

カード利用

100円で1P

  • ENEOS
  • 伊勢丹
  • 三越
  • JAL
  • THE SUIT COMPANY
  • タワーレコード

100円で2P

  • JTB
  • 東急ホテルズ
  • スターバックスカード
  • とんかつ浜勝

100円で3P

  • スターバックスカード
iD利用

100円で1P

  • 紀伊國屋書店
  • 洋服の青山
  • ビックエコー

100円で3P

  • オリックスレンタカー
dカードポイントアップモール

NTTドコモが運営しているオンラインモールでの買い物がお得です。最大10.5倍のポイントを獲得することが可能です。

100円で1.5P

  • アマゾン
  • Yahoo!ショッピング
  • 楽天市場
  • ベルメゾンネット

100円で2P

  • 楽天ブックス
  • ニッセン・オンライン

獲得ポイントに応じたステージ制度

ステージ制度が採用されていて、dカード所有者は無条件でブロンズ確定です。

各ステージごとの特典は下記のとおりです。

ステージボーナスPその他
レギュラー500P優待クーポン
ブロンズ1,500Pスペシャルクーポン
シルバー3,000Pプレミアムクーポン
ゴールド3,000Pプレミアムクーポン

各ステージごとにボーナスポイントが設定されています。

また、ブロンズステージ以上の場合はスペシャルクーポン、シルバーステージ以上になるとプレミアムクーポンを獲得することができます。

スペシャルクーポンはレストラン、買い物、旅行等での割引を受けることができるクーポンとなっています。

プレミアムクーポンは高級ホテル、テーマパーク等の優待券となっていて抽選で当たるチャンスがあります。このクーポンに関してはもらえることが確約されていませんので注意が必要です。

ゴールドカード会員の方は、ドコモやドコモ光の利用代金の10%のdポイントを獲得することが可能です。1割引と考えると非常にお得だと思います。

iD搭載可能

後払い型の電子マネーであるiDを利用することが可能です。小額決済に強みがあります。

iDの利用代金に対してもポイントが付与されますので利用しない手はないですね。

お買物あんしん保険

国内でのリボ払い及び3回以上の分割または、海外でのショッピングに対してお買い物あんしん保険が適用されます。

購入した商品が盗難・破損などの偶然の事故によって損害を被ってしまった場合にその損害額を補償してもらえます。

購入日から90日間、年間100万円が限度となります。

VJデスク

世界中に点在しているトラベルデスクを無料で利用することができます。

日本語でしかも無料で対応してもらうことができるのは◎

現地の観光情報、ホテル、レストランの紹介・予約、dカードやパスポートの紛失・盗難サポート等を受けることが可能です。

海外滞在中困った時に頼れる存在です。

dカードケータイ補償

dカードケータイ補償
dカードを登録して利用している携帯電話、スマホ、ガラケーが補償の対象となります。

購入してから1年以内に盗難・紛失、故障等の偶然の事象によって修理ができない状態となった時に、新たに同一機種・色の本体の購入日用の一部(10,000円)をサポートしてくれるサービスです。

携帯を持っている方にとってあると非常に助かるサービスとなります。

電子マネーとの相性

dカードは電子マネーへのチャージでポイントが貯まらないクレジットカードです。チャージ自体はできるので利便性は悪くありません。

しかしながらどうせならポイントが貯まる方がいいと思うので、dカードに搭載されているiDを活用するのがおすすめです。

iDであればポイントが満額で付与されます。ポイント還元率が高いので利用するメリットがあります。

電子マネー種類対応
モバイルSuicaチャージ可能(ポイント付与対象外)
PASMOチャージ不可
SMART ICOCAチャージ可能(ポイント付与対象外)
nanacoチャージ可能(ポイント付与対象外)
WAONチャージ不可
楽天Edyチャージ可能(ポイント付与対象外)

ここはマイナス

旅行傷害保険はない

海外・国内旅行傷害保険は付帯されていません。

旅行保険が絶対に必要だという方は、dカードゴールドまたは他のクレジットカードを検討してみましょう。

カードの利用がないと年会費が掛かる

本体年会費(1,350円)、ETCカード年会費(540円)、家族カード(432円)とそれぞれのカードについて利用がないと年会費が必要です。

1度でも使えば年会費が無料になるので、特典及び優待を考えるととても素晴らしいクレジットカードだと思います。

比較対象のクレジットカード

ドコモユーザーならdカードゴールドも合わせて検討すると良いでしょう。ポイントの獲得率が高いので、年会費の元を取りやすいと言えます。

また、ドコモユーザー以外なら他にも年会費無料でポイント還元率が高いカードがありますので、そちらを検討しても良いと思います。

dカードゴールド

dカードゴールド

dカードの上位カードとなります。ゴールドカードとは言えドコモユーザーであれば作成しやすいでしょう。家族特約付きの海外旅行傷害保険が付帯されています。ビジネスパーソン向けだと言えます。

楽天カード

楽天カード

年会費無料のクレジットカードです。最短3営業日での発行に対応しています。ポイント還元率いつでも1.0%超で、楽天グループでのショッピングでオトクです。また、エネオス等加盟店舗でのショッピングにも強い一枚です。

Yahoo!JAPANカード

Yahoo!JAPANカード

年会費無料のクレジットカードです。発行までの目安は一週間となります。ポイント還元率はいつでも1.0%還元です。ドコモユーザーでないのであればdカードよりもこちらのカードの方が良いかもしれません。


dcard

dカードのよくある質問

dカードの解約手続きはどうすればいいの?

解約は電話でのみ受け付けています。カスタマーセンター(0120-227-360)に連絡をして解約の旨を伝えましょう。受付時間は、10:00から18:00で土日祝日及び年末年始は休みとなっています。

スペック情報

カード名dカード
カード発行会社株式会社NTTドコモ
発行期間最短5営業日発行
国際ブランドVISA、MasterCard
ポイント還元率1.0%~
年会費1,350円(税込)*年に1回以上の利用で無料
ETCカード540円(税込)*年に1回以上のETC利用で無料
家族カード432円(税込)*年に1回以上の利用で無料
海外旅行傷害保険付帯なし。
国内旅行傷害保険付帯なし。
締め日・支払日毎月15日締め/当月10日支払い
ショッピング保険年間100万円
盗難保険盗難保険あり。