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三井住友ビジネスゴールド for Ownersは、三井住友カード株式会社が発行するビジネスカードです。ゴールドカードですが、スタートアップ企業の経営者の方やフリーランスの方でも申込みできます。コンビニやマクドナルドなどの店舗でポイント5倍キャンペーンを実施していてお得です。

最短3営業日での発行に対応しています。法人向けカードとしては異例のスピード発行ができるのが魅力です。審査難易度は10段階で6です。ゴールドカードとしては平均的な難易度です。ただし、設立間もない企業の経営者の方でも申込みができるなどステータス性はそれほど高くありません。

当記事のコンテンツ内容

最短3営業日発行-三井住友ビジネスゴールド for Owners申し込みから発行の流れ

  1. 三井住友カードの公式サイトから三井住友ビジネスゴールド for Ownersの申込みを行う

    運転免許証及び銀行口座の番号がわかる通帳やキャッシュカードを手元に置いておくとスムーズです。

  2. クレジットカードの審査に必要な情報を入力する

    法人名、法人の電話番号、申込者の名前、住所、電話番号などが必要です。審査によっては発行されないことがあります。

  3. 審査に通過後クレジットカードが発行される

    簡易書留で自宅にカードが届きます。申し込みから受け取りまでおよそ1週間程度です。ただし、法人口座あるいは屋号付き口座を設定を考えていて三井住友銀行以外を設定する場合はもう少し時間が掛かります。

必要書類

documents

  • 代表者または個人事業主の本人確認書類
  • 運転免許証、パスポート、在留カード、マイナンバーカードなど

三井住友ビジネスゴールド for Ownersの審査まとめ

審査対象

  • 個人事業主 ☆
  • 法人設立初年度 ☆
  • 法人設立3年以上 ◯

申し込み資格は満20歳以上の個人事業主もしくは法人代表者の方となります。設立直後のスタートアップ企業経営者の方も作成可能です。

どちらからというと代表者の属性を重視する個人向けカードという側面が強いです。会社を設立して初めての法人カードの作成を考えている方におすすめです。

審査難易度

審査難易度は10段階で6です。法人向けのゴールドカードとしては標準的です。同じクラスのクレジットカードとしては、「セゾンプラチナビジネスアメックスカード」、「ビジネクスト法人ゴールドカード」などが上げられます。

ゴールドカードとは言え作成が難しいわけではありません。個人での滞納や延滞などの履歴がなければ作成できる可能性が高いです。将来的にプラチナカードにステップアップすることも可能です。

キャンペーン情報

mitsuigoldowners-campaign現在最大13,000円分のVJAギフトカードを獲得できるキャンペーン実施中です。最大18,000円分はプラチナカードが対象となっています。キャンペーン内容もわかりやすく十分満額での獲得を狙えます。

キャンペーン詳細

  • 新規ご入会で2,000円分プレゼント
  • 新規ご入会から1ヵ月後末までに5万円ご利用で8,000円分プレゼント
  • 新規ご入会の際に引落口座に三井住友銀行を設定で3,000円分プレゼント

三井住友ビジネスゴールドナ for Ownersの基本スペック

年会費

年会費10,000円です。ゴールドカードとしては妥当な価格設定だと言えます。追加カードは1枚につき2,000円で作成することが可能です。2,000円でゴールドカードの付帯サービスを享受できるならお得です。

ETCカードについては年間500円が掛かりますが、年に一度以上のETC利用があれば無料になります。営業車をたくさん抱えている企業経営者の方にとっては嬉しいですね。

ポイント還元率

基本ポイント還元率は0.5%です。カード利用1,000円ごとに1Pのワールドプレゼントポイントが貯まります。ポイントの有効期限は3年と長めに設定されています。ポイントの失効を気にせずじっくりポイントを貯められます。

貯めたポイントは各種景品・各種ポイント(Tポイント、楽天スーパーポイント、dポイントなど)・ANAマイルなどに交換することができます。ワールドプレゼントポイントは、交換先が豊富なため使い勝手が良いポイントだと言えます。

ショッピング限度額

ショッピング限度額は50万円~300万円となっています。本会員の方がすでに個人カードを所有されている場合は個人カードと合算となります。ゴールドカードとして見ると平均~やや高額だと言えます。広告費の支払い、商品の仕入れ、備品の購入ぐらいであれば十分でしょう。ショッピング枠が足りないのであればプラチナカードが選択肢に入ります。

国際ブランド

国際ブランドはVISA及びMasterCardから選択できます。いずれの国際ブランドも世界的に加盟店が多く使い勝手が良くどちらを選んでも問題ないでしょう。他にクレジットカードを持たれているなら今のカードのブランドとは違うものを選択しておくとリスクヘッジになります。

なお三井住友ビジネスゴールド for Ownersは、両ブランドのデュアル発行に対応しています。国際ブランドで使い分けることが可能です。その場合2,000円の年会費が掛かります。パートナー会員は1人目無料で2人目移行は1,000円となります。

ショッピング保険

年間300万円のお買物安心保険(ショッピング保険)が付帯されています。当該カードで購入した商品について、購入後90日以内に破損や盗難で損害を被った場合に保険金を受け取ることができます。オフィス備品など高額な買い物をする際にも安心ですね。

三井住友ビジネスゴールド for Ownersの特徴

年会費の優遇制度が充実している

年会費の優遇制度が用意されていて活用すれば10,000円から4,000円まで引き下げることができます。まずマイ・ペイすリボへの登録&利用で半額に、そしてWEB明細サービスへの登録で1,000円割引となります。

本会員の方が対象でパートナー会員の方は対象外です。2つの優遇制度を活用することでゴールドカードを4,000円で持つことができると考えるとお得です。必ず活用したい優遇制度だと言えます。

ポイントの優遇制度がある

三井住友ビジネスゴールド for Ownersでは2つのポイント優遇制度が用意されています。ポイント還元率を引き上げることが可能です。

特定店舗でポイント5倍の優待

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでのショッピングについていつでもポイントが5倍と優遇されます。ポイント還元率は2.5%まで引き上げられます。カード決済、iD、Apple Pay/Google Payでの支払いが対象です。飲み物や軽食を購入する際にお得ですね。

選んだお店でポイント2倍の優待

全国50店舗の中から3つ好きな店舗を選ぶことができ、それらの店舗でのショッピングのポイントが2倍と優遇されます。ポイント還元率1.0%と高還元です。スターバックス、すき家、ドトールコーヒー、モスバーガーなどが対象です。今後も対象店舗は増えていくと思います。

空港ラウンジサービス

全国主要空港のラウンジを無料で利用できるサービスです。パートナー会員の方も利用可能です。成田空港、羽田空港など国内28の空港のラウンジが対象となっています。

各ラウンジでは電源やWi-Fiを利用できるので、搭乗までの時間でメールをチェックしたり、資料を確認したりして時間を効率的に使えます。

エクスプレス予約(新幹線)

東海道新幹線及び山陽新幹線の利用がお得になるサービスです。オンラインで座席の指定まで行えます。ICサービスを利用すればチケットレスで新幹線を利用することができます。

事前に予約をしておけば東京~新大阪区間は1,000円割引されます。出張などで東京⇔大阪間を利用することの多い経営者の方必見です。私もよく利用しているおすすめのサービスとなっています。

ドクターコール24

ティーペック株式会社によって提供されています。24時間365日いつでも医師、看護師、保健師などの専門スタッフに相談することができるサービスです。費用も無料となっていますので、困ったことがあれば気軽に利用することができます。

病気やケガで病院に行くほどではないけど、心配していることがある時に活用できます。海外滞在中は利用することができません。

VJデスク

三井住友カードが提供する海外トラベルデスク「VJデスク」を無料で利用することができます。日本語サポートに対応していますので、言葉がわからなくて不安なときも安心です。クレジットカードやパスポートの紛失・盗難、病院の紹介、観光案内などで対応してもらうことができます。海外滞在中に困ったことがあればぜひ活用してみてください。

福利厚生サービス

ベネフィットワンによって運営されている福利厚生サービスの「ベネフィット・ステーション」をお得な料金で利用することができます。パッケージツアーの割引、スポーツクラブやTOHOシネマズなどでの割引など様々な特典が用意されています。従業員の方の福利厚生サービスとしておすすめです。

ビジネスサポートサービス

  • アスクルサービス
  • 事務用品、家具、パソコン周辺機器などオフィスに必要なものをスピーディーに配送してくれます。最短当日、1,000円以上で配送料無料と利便性が高いです。

  • 日産レンタカー/タイムズカーレンタル
  • 日産レンタカー及びタイムズカーレンタルでいつでも車を借りることができます。

  • アート引越センター
  • 転勤時の従業員の方の引っ越しやオフィスの移転に活用できます。引っ越し基本料金が30%割引になる優待を受けられます。

キャッシングの利用が可能

法人カードとしては珍しくキャッシングを利用できるのが特徴です。ゴールドカードなら審査に応じて50万円までのキャッシング枠を設定することができます。売掛金が増えてキャッシュフローが悪くなってしまった時に活用できます。入金後すぐに返済をすれば金利手数料も低くできますよ。

国際ブランド独自の優待

VISA

  • Visaゴールド空港宅配
  • Visaゴールド国際線クローク
  • Visaゴールド海外Wi-Fiレンタル
  • Visaプレミアムカーレンタル

MasterCard

  • 国際線手荷物宅配サービス
  • 空港クローク優待サービス
  • 海外用携帯電話・Wi-Fiレンタルサービス
  • エクスペディア優待

手厚い旅行保険

海外旅行傷害保険

保険の種類補償額
死亡後遺障害最高5,000万円
傷害・疾病治療費用最高300万円
賠償責任保険最高5,000万円
携行品損害最高50万円
救援者費用最高500万円

自動付帯の海外旅行傷害保険が付帯されています。死亡後遺障害については自動付帯1,000万円、利用付帯4,000万円となっています。他の補償は記載のとおりです。ケガや病気の治療費用最高300万円、携行品損害最高50万円と補償額は十分だと思います。

それでも海外に行く際は念の為他のカードと合わせて補償額の上乗せをしておくと安心です。治療内容によっては300万円の費用が掛かることもあります。日本と同じ感覚で行くと痛い目を見ることもあります。

国内旅行傷害保険

保険の種類補償額
死亡後遺障害最高5,000万円
入院日額5,000円
通院日額2,000円
手術費用最高20万円

国内旅行保険は利用付帯となっています。公共交通乗用具の利用代金あるいはツアー代金の全額または一部を支払うことで保険が適用となります。公共交通乗用具搭乗中の事故やホテルや旅館の滞在中の火災などによって損害を被った場合が対象です。利用範囲がそれほど広くないため使う機会はほとんどありませんが、付いていると安心ですね。

三井住友ビジネスゴールド for Ownersのマイナス&注意点

それほどステータスが高いクレジットカードではない

三井住友ビジネスゴールド for Ownersは、ランク的にはゴールドカードですがステータス性はそこまで高くありません。設立直後の企業経営者の方や個人事業主の方でも申込みができるため審査ハードルは低いです。

過去に延滞や滞納をしていなければ審査通過は難しくありません。決算書なども不要で経営者の方の本人確認書類だけで申し込みができます。ステータスを重視される方は他のクレジットカードの作成を検討しましょう。

基本ポイント還元率は0.5%と平凡

当該カードは基本ポイント還元率0.5%と平凡です。マイル還元率もそれほど高くありません。最近は法人向けカードでも還元率の高いカードが増えてきていますので、デメリットとなってしまいます。それでもポイントの優遇制度が充実しているためうまく活用して還元率を引き上げたいですね。

電子マネーとの相性

電子マネー種類対応
モバイルSuica
suica
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
PASMO
pasmo
チャージ不可
SMART ICOCA
smarticoca
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
nanaco
nanaco
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
WAON
waon
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
楽天Edy
rakutenedy
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
電子マネーとの相性はそれほど良くありません。モバイルSuica、SMART ICOCA、nanaco、WAON、楽天Edyなどにチャージができますが、全てポイント付与の対象外となっています。

ポストペイタイプの電子マネーであるiDを利用できますので、電子マネーを使いたいならiDを活用する方が良いでしょう。iDなら利用分に対してポイントを貯めることができます。

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersとの比較

ゴールドプラチナ
券面mitsuiforownergoldmitsuibusinessplatinumforowners
審査難易度6279
ステータスBAA
発行期間3営業日3営業日
年会費10,000円50,000円
追加カード2,000円5,000円
ETCカード無料無料
ポイント還元率0.5%0.5%
カード利用プレゼント×0.5%
海外旅行保険5,000万円1億円
国内旅行保険5,000万円1億円
コンシェルジュ
空港ラウンジ
メンバーズセレクション×
USJ優待×
プラチナホテルズ×
プラチナグルメクーポン×
公式公式公式
上位カードである三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersと比較しています。年会費は50,000円とやや高額になりますが、ステータス性は2ランク高くなります。基本ポイント還元率は0.5%と共通です。ただし、プラチナカードは半年間の支払金額が50万円以上あると0.5%相当の三井住友VISAギフトカードを年2回プレゼントされます。利用額が多い方にとっては魅力的ですね。

また、海外旅行保険や国内旅行保険などの補償額も多くなっています。メンバーズセレクション、USJ優待、プラチナホテルズ、プラチナグルメクーポンなどさすがプラチナクラスのクレジットカードですね。年会費以上の魅力があると言えます。

比較対象のクレジットカード

JCBゴールド法人カード

jcbgoldhoujin

ジェイシービーが発行するゴールド法人カードです。最短3週間での発行に対応しています。年会費10,000円でステータス性の高い一枚です。最高1億円の手厚い海外旅行保険が付帯されています。また、ビックカメラ、出光昭和シェル石油、小田急百貨店、三井のリパークなどのJCBオリジナルシリーズパートナー店舗利用でポイントの優遇を受けられます。

MUFG ゴールドプレステージビジネス

mufggldbusiness

三菱UFJニコスが発行するビジネスカードです。最短3週間での発行となります。申込資格は業歴3年以上かつ黒字決算とややハードルが高いです。手厚い海外・国内旅行傷害保険が付帯されているのが魅力です。空港ラウンジサービス、24時間健康・介護相談サービスなどの付帯サービスを享受できます。

スペック情報

カード名三井住友ビジネスゴールド for Owners
カード発行会社三井住友カード株式会社
発行期間3営業日
国際ブランドVISA,MasterCard
ポイント還元率0.5%
年会費10,000円(税抜)
ETCカード500円
追加カード2,000円(税抜)
海外旅行保険最高5,000万円
国内旅行保険最高5,000万円
締め日/支払日毎月15日締め/翌月10日払い
あるいは毎月末日締め/翌月26日払い
ショッピング保険最高300万円

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