mufgplatinumbusinessamex


MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、三菱UFJニコス株式会社によって発行されている法人カードです。黒色の券面デザインがかっこいい一枚となっています。プラチナコンシェルジュサービスなど充実の付帯サービスが魅力です。

最短3週間での発行に対応しています。法人カードとしては平均的な発行期間だと言えます。余裕を持って申込みを行うと良いですね。審査難易度は10段階で7です。設立直後では審査通過が難しい一枚です。まずはしっかりと事業を継続していくことが大切です。

当記事のコンテンツ内容

最短3週間発行-MUFGカードプラチナビジネスアメックス申し込みから発行の流れ

  1. 三菱UFJニコスの公式サイトからクレジットカードの申込みを行う

    会員規約や個人情報の取り扱いに関する同意事項を確認しましょう。

  2. 審査に必要な個人情報の入力を行う

    申込完了後申込書が送付されます。申込後1週間程度見ておきましょう。

  3. 申込書が届いたら必要事項を記入して、本人確認資料を同封して返送する

    会社の登記簿謄本及び運転免許証などの本人確認書類を事前に準備しておくと良いですね。

  4. 契約確認書類を受け取る

    クレジットカードの発行前に契約確認書類を受け取る必要があります。受け取るだけで問題ありません。

  5. 契約確認書類受け取り後カードが発行される

    契約確認書類の受け取り後2週間程度でカードが発行されます。申し込みからカード発行まで3週間程度掛かります。

必要書類

documents

  • 法人の確認資料
  • 登記簿謄本など

  • 代表者または個人事業主の本人確認書類
  • 運転免許証、パスポート、在留カード、マイナンバーカードなど

MUFGカードプラチナビジネスアメックスの審査まとめ

審査対象

  • 個人事業主 ◯
  • 法人設立初年度 ×
  • 法人設立3年以上 ☆

申込資格は、原則として業歴3年以上でかつ2期連続黒字決算の法人または個人事業主の方です。法人カードの中ではやや申し込みハードルが高くなっています。設立間もない企業経営者の場合は他のカードで実績を作っておくと良いですね。そしてビジネスでも結果を出す必要があります。上位カードになると黒字決算を要求されるカードが増えてきます。

審査難易度

当該カードの審査難易度は10段階で7です。プラチナ法人カードとしては申込資格のハードルが高いクレジットカードとなっています。簡単に作成できるわけではありません。ただし、申込資格さえ満たしていれば審査通過は難しくありません。

審査が不安な方や申込み資格を満たしていない方は下位のMUFGカードビジネスで実績を作るとよいですね。同じクラスのクレジットカードとしては、「三井住友ビジネスゴールドカード」、「JCBゴールド法人カード」などが挙げられます。

MUFGカードプラチナビジネスアメックスの基本スペック

年会費

年会費は20,000円とプラチナカードとしては手頃な価格設定だと思います。付帯サービスを考慮すると安いぐらいです。追加カードは5,000円で発行することができます。ETCカードについては永年無料で持つことが可能です。

ポイント還元率

基本ポイント還元率は0.5%です。カード利用1,000円ごとに1Pのグローバルポイントが貯まります。ポイントの有効期限は獲得月から2年間となっています。貯めたポイントは、商品に交換したり、マイルに交換したりして使うことができます。

ポイントの優遇制度が充実していますのでうまく活用すればポイント還元率を引き上げることができます。詳細については特徴のコンテンツで解説しています。

ショッピング限度額

ショッピング限度額は、100万円~500万円の間に設定されます。これまでのクレヒスや現在の年収などの属性によって判断されます。ショッピング枠に余裕があれば枠を気にすることなく決済に使用することができますね。一般カードやゴールドカードでショッピング枠が足りないと感じたことのある方におすすめです。

国際ブランド

国際ブランドはAmerican Expressのみとなっています。国内外を問わず高いステータス性を持つ国際ブランドです。少し前までは使えるお店が少なかったのですが、JCBとの提携によって使えるお店が格段に増えました。VISAやMaseterCardには及ばないものの都心部であればそれほど困ることはないと思います。

ショッピング保険

年間最大300万円のショッピング保険が付帯されています。当該カードで購入した商品について、購入後90日以内に盗難や破損で損害を被ってしまった場合に保険金を受け取ることができます。事務所の備品を購入して破損してしまったときも安心です。買い物頻度が高い方にこそ活用して欲しい保険だと言えます。

MUFGカードプラチナビジネスアメックスの特徴

ポイントの優遇サービスがある

いくつかのポイントの優遇サービスが用意されています。基本ポイント還元率はそれほど高くないので、優遇サービスを活かして還元率を引き上げましょう。特に海外ショッピングに強い一枚となっています。

優遇サービス

  • 入会初年度はポイント1.5倍(0.75%)
  • 海外ショッピングではポイント2.0倍(1.0%)
  • ネットショッピングはPOINT名人.com経由でポイント優遇

プラチナ・コンシェルジュサービス

当該カード所有者限定のコンシェルジュサービスを利用することができます。国内だけではなく海外からも24時間365日利用することが可能です。実は海外からの連絡に対応していないカードも多いです。

国際便の予約、ホテルやレストランの手配まで依頼できますので忙しいビジネスパーソン必見です。上位カードらしいサービスとなっています。

プライオリティパスの発行

世界中の空港ラウンジを利用できるプライオリティパスの無料発行ができます。ゴールドカードに付帯している空港ラウンジサービスよりもワンランク上の内容です。例えば、国内だけではなく海外のラウンジを利用することができたり、航空会社が提供する空港ラウンジサービス(一部)を利用できたりと至れり尽くせりです。

通常年会費$399のラグジュアリーサービスとなっています。海外に行くことの多い方は持っておいて損はありません。空港の喧騒から離れた場所でゆったりと過ごすことが可能です。

手荷物宅配サービス

海外出張などで国際線を利用する際にスーツケースなど手荷物を一つ無料で配送してもらえるサービスです。空港⇔自宅間が対象となっています。通常片道2,000円程度の費用が掛かりますので、往復で使えば4,000円相当の特典です。手ぶらで空港に行けるのは嬉しいですね。

プラチナ・グルメセレクション

国内の一流レストランでのグルメ優待サービスを利用することができます。対象レストランで所定のコースを2名様以上で予約をすると1名様分の料金が無料になるサービスです。接待や会食で利用できますね。経営者の方や役員の方から従業員の方まで幅広く利用可能ですね。

スーペリア・エキスペリエンス

一流ホテルや厳選されたダイニング、スパで優待を受けられます。プラチナ・グルメセレクションは国内が中心となっていますが、スーペリア・エキスペリエンスでは海外も対象です。海外滞在中にも活用することができると思います。

アメリカン・エキスプレス・コネクト

アメックスが提供する福利厚生サービスです。レストランやホテルなどでお得なキャンペーン情報をチェックすることができます。眺めているだけでも面白いと思います。

ビジネス・アドバンテージ

ビジネスで便利な様々な優待サービスが受けられます。電話代行サービスのe秘書、貸し会議室のTKP貸し会議室ネットなどは活用しやすいと思います。

特典一覧

  • カンガルー宅急便
  • ハーツレンタカー
  • e秘書
  • DHLエクスプレスワールドワイド
  • TKP貸会議室
  • オフィスデポ
  • PRESIDENT
  • 週刊ダイヤモンド
  • クイック即配便

犯罪被害損害保険

第三者によある故意の加害行為あるいはひき逃げなどによってケガをされた場合に保険金を受け取ることができます。国内だけではなく海外での犯罪被害も対象となります。

死亡後遺障害最高1,000万円、入院保険金日額7,500円、通院保険金日額5,000円、手術保険金最高30万円となっています。プラチナカードでもあまり付帯されていることのない珍しい保険だと言えます。保険があること自体デメリットにならないでしょう。

旅行保険

海外旅行傷害保険

保険の種類補償額
死亡後遺障害最高1億円
傷害・疾病治療費用最高300万円
賠償責任保険最高5,000万円
携行品損害最高50万円
救援者費用最高400万円

自動付帯の海外旅行傷害保険が付帯されています。カードを持っているだけで保険が適用となるのはメリットです。利用頻度の高い傷害疾病治療費用は300万円、携行品損害は50万円となっています。プラチナカードとしてはやや控えめです。できれば他のクレジットカードと合わせて持つか民間の海外旅行保険に加入する方が良いでしょう。

国内旅行傷害保険

保険の種類補償額
死亡後遺障害最高5,000万円
入院日額5,000円
通院日額2,000円
手術費用最高20万円

国内旅行傷害保険も自動付帯となっています。死亡後遺障害最高5,000万円、入院日額5,000円、通院日額2,000円、手術費用は最高20万円となっています。国内旅行保険はそれほど利用する機会のない保険ですが、万が一の事態に備えるという意味では価値があるものだと思います。

MUFGカードプラチナビジネスアメックスのマイナス&注意点

設立間もない法人代表者は作成できない

MUFGカードプラチナビジネスアメックスは、法人カード全体で見ても取得ハードルの高いカードとなっています。その理由が明確に規定されている申込資格にあります。業歴3年以上でかつ2期連続黒字決算をしているのが条件です。

設立直後の法人経営者の方や個人事業主の方は申込み不可です。ただし、この条件さえ満たしていれば取得できる可能性は一気に高まります。審査難易度が高いというよりは申し込み資格がやや厳しいというのが当てはまります。

ステータス性はそれほど高くない

当該カードは知名度がそれほど高くなく条件を満たせば取得しやすいことからプラチナカードとしてのステータス性は高くありません。ステータス目的なら他にも選択肢はあると思います。

プラチナカードに属する法人カードです。一般カードやゴールドカードよりもステータスは高いです。しかしながら、条件を満たしていても審査落ちしてしまうカードあるいはそもそも申込みハードルが極端に高い(インビテーションなど)カードの方がステータス性は高くなる傾向にあります。

マイル還元率はそれほど高くない

当該カードは、マイルを貯めるにはおすすめしにくいカードとなっています。JALマイルへの還元率0.2%に留まります。ANAマイルに交換することはできなくなっています。

マイル交換を考えている方はアメックスカードやダイナースクラブカードを検討すると良いと思います。これらのカードは交換対象の航空マイレージも多く還元率も高いです。JALマイルなら比較対象としてピックアップしたセゾンプラチナビジネスアメックス(後述)が選択肢に入ります。

キャンペーンはなし

MUFGカードプラチナビジネスアメックスについては現時点でキャンペーンは実施されていません。マイルやポイントを大量獲得できるチャンスがないのは残念ですね。

法人カードはカード発行会社にとっても利益率の高いカードとなるので、獲得キャンペーンに力を入れている会社が多いです。すぐにポイントが欲しいという方は他のカードも見てくださいね。

電子マネーとの相性

電子マネー種類対応
モバイルSuica
suica
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
PASMO
pasmo
チャージ不可
SMART ICOCA
smarticoca
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
nanaco
nanaco
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
WAON
waon
チャージ不可
楽天Edy
rakutenedy
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
当該カードは、電子マネーとの相性はそれほど良くありません。ただし、法人カード全般に当てはまることです。モバイルSuica、SMART ICOCA、nanaco、楽天Edyにチャージをすることができますが、ポイント付与の対象外となっています。法人カードで電子マネーを利用したいという方はJCB法人カードや三井住友カードfor Ownersがおすすめです。iDやQUICPayを利用することが可能です。

セゾンプラチナビジネスアメックスとの比較

MUFGセゾン
券面mufgplatinumbusinessamexsaisonamexplatinum
申し込み資格業歴3年以上かつ
2期連続黒字
18歳以上の
個人または法人
国際ブランドAmerican ExpressAmerican Express
審査難易度7360
ステータスAB
発行期間3週間3営業日
年会費20,000円20,000円
年会費優遇なし10,000円
追加カード3,000円3,000円
ETCカード無料無料
ポイント還元率0.5%0.5%
マイル還元率0.2%1.125%
コンシェルジュ海外対応国内のみ
プラチナグルメセレクション×
海外旅行保険最高1億円最高1億円
国内旅行保険最高5,000万円最高5,000万円
空港ラウンジプライオリティパスプライオリティパス
手荷物無料宅配×
公式公式公式
詳細当ページ詳細
よく比較されるカードとしてセゾンプラチナビジネスアメックスが挙げられます。共通点としては国際ブランドがAmerican Expressであるという点です。セゾンプラチナビジネスアメックスは、セゾン発行の法人カードなので銀行系であるMUFGが発行するMUFGカードプラチナビジネスアメックスと比べると審査難易度やステータスは劣ります。

年会費は両者同じです。ただし、セゾンカードは年間200万円以上のカード利用で年会費が半額になります。コストパフォーマンスが高い一枚だと言えます。また、セゾンの強みとしてはJALマイル還元率が1.125%と高還元であることです。MUFGカードが0.2%とそれほど高くないのは弱みですね。

コンシェルジュサービスについてはMUFGに軍配が上がります。海外からでも連絡が取れるのは強みだと思います。セゾンカードは国内からのサービスがメインとなります。プラチナ・グルメセレクション及び手荷物無料宅配サービスはMUFGのみの特典となっています。

比較対象のクレジットカード

JCB法人プラチナカード

jcbplatinumhoujin

ジェイシービーが発行するプロパーカードです。法人向けジェイシービーの最高峰です。年会費30,000円とMUFGカードよりは1万円高いもののリーズナブルだと思います。評価の高いコンシェルジュサービスやプライオリティパスが魅力です。グルメベネフィットやダイニング30などダイニング系サービスも充実しています。国内での使い勝手の良さはピカイチです。

三井住友ビジネスプラチナ for Owners

mitsuibusinessplatinumforowners

三井住友カードが発行する法人のプラチナカードです。年会費50,000円とMUFGよりも倍以上の費用が掛かります。カード利用プレゼントは魅力で半年で50万円以上カードを使うと0.5%相当のVJAギフトカードがプレゼントされます。年に2回で基本ポイント還元率と合わせて1%還元になります。また、メンバーズセレクションでは年に1回食の逸品プレゼントなど優待を選ぶことができます。

スペック情報

カード名MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
カード発行会社三菱UFJニコス株式会社
発行期間3週間
国際ブランドAmerican Express
ポイント還元率0.5%
年会費20,000円(税抜)
ETCカード永年無料
追加カード5,000円(税抜)
海外旅行保険最高1億円
国内旅行保険最高5,000万円
締め日/支払日毎月15日/翌月10日支払い
ショッピング保険最高300万円

合わせて読みたい記事一覧

管理人厳選おすすめ法人クレジットカード紹介【2019年】

個人事業主の方や法人代表者の方におすすめの法人クレジットカードランキングを紹介。ステータスカード、マイルカード、ガソリンカードをピックアップ。人気の法人カードを知りたい方はぜひチェックしてくださいね。

法人クレジットカード審査難易度ランキング【2019年】

法人クレジットカードの審査難易度ランキングを掲載しています。設立直後の企業代表者の方でも申込みができるクレジットカードがわかります。もちろんステータス性の高いカードも紹介しています。

法人クレジットカードの審査まとめ

法人カードの審査について解説しています。法人カードの審査はあらゆる面で個人向けカードとは異なっています。法人カードの作成検討中の中小企業代表者向けのコンテンツです。

サイトのTOPページに戻る