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当ページでは、クレジットカード審査通過のコツをまとめています。何度かクレジットカードに申し込んだけどなかなかカードの審査に通らないという方やどうしても一回でクレジットカードの審査に通りたいという方向けのコンテンツです。

クレジットカード審査の基礎は3つの「C」

クレジットカードの審査通過のポイントを知る前に、カード審査の基本的な内容である3Cについて知識があるとより効果的だと思います。3Cの中でも、「返済能力(Capacity)」と「性格(Character)」が特に重要です。

基本的にはこれら二つの項目に影響を与えることをするだけでオッケーです。ここでは正当に通過しやすくなるポイントをまとめています。対策について短期的なものと中長期的なものに分けています。それぞれの対策の効果についても5段階で評価しています。

なお、審査通過の裏技として消費者金融系のカードに申込むとなども合わせて紹介しています。是非参考にしてくださいね。

短期的な審査通過対策

ここではすぐにできる対策をまとめています。カード申し込み前にチェックしておけば、すぐに効果を見込めます。

同時に複数枚のカードに申し込まない ★★★★☆

同時に何枚もクレジットカードに申し込んでしまうとカード審査に影響を与えてしまうことになります。3Cの中の性格に影響を与えます。同時に何枚もカードに申し込んでいる人=返済に困っている人という印象を与えてしまうからです。

正当な理由があれば問題ありませんが、同時に申し込んだ方が通りやすいと思って申し込んでしまうのは逆効果です。カードに申し込んだという情報は信用情報機関に登録されますので、カード会社は照会すればすぐにわかります。

できればカードへの申し込みは同時に1枚、多くても2枚までにしておきましょう。また、合わせて次の項目も参考にしてくださいね。

審査に落ちたら半年待ってから新たに申込む ★★★★☆

カードに申込んだという情報は信用情報機関に半年間保持されます。つまり、半年以内に再度カードに申込むと心証が悪くなってしまいます。

直近でカードに申し込んで審査に落ちてしまって方は、できれば半年以上期間を空けて申込むようにしましょう。もちろん他のカード会社に申込む場合も同様です。信用情報は全て共有されていますので、他のカード会社であっても意味があります。

中長期的な審査通過対策

勤続して1年以上経ってから申し込み ★★★★☆

働き始めたばかりの方や転職したばかりの方で勤務年数が一年に満たない場合、審査に不利になってしまうことがあります。資金のやりくりがうまくいってないんのではないかとか安定していないのではないかと思われます。

少なくとも半年以上できれば一年以上働いてから申し込みをすることを推奨します。返済能力に影響する項目です。勤続年数が長ければすぐに退職するリスクがなくなるため審査に有利になります。

転職を検討する ★★★★☆

現在年収があまり多くない方や派遣社員・契約社員・アルバイト・パートなどの雇用形態で働いている方は転職を検討するのも一つの手段です。雇用形態が正社員で年収が高ければ高いほど審査に有利になります。

転職後すぐに申込むことはできませんので、長期的に考えると良いですね。この項目は3Cの返済能力(Capacity)に直接影響します。なお、自営業者の方はいくら年収が高くても正社員や公務員の方に比べて不利になることがあります。できれば独立前にクレジットカードを作成しておくと良いですね。

カードローンやキャッシングを完済する ★★★★★

申し込み時点でカードローンやキャッシング残高がある方はできれば完済しておくと良いと思います。総量規制という規制があるため他社の借り入れがあると審査に不利になります。

完済が難しくても出来る限り残高を減らしてから申し込みを行いましょう。カード会社あるいはローン会社に連絡をすれば一括返済や増額返済をすることが可能です。

クレヒス(返済実績)を築く ★★★★★

クレヒスを築くことは非常に重要です。審査の上で最も重要な本人の性格(Character)に影響を与えます。今学生や未成年の方は早い段階でクレヒスを築いておくことで20代・30代になったときにカードを作りやすくなります。

携帯電話の本体代金の分割払いや奨学金の返済も信用情報に登録されます。延滞することなくしっかりと返済するとクレジットカードの審査に良い影響を与えます。

クレジットカード審査通過の裏技

消費者金融系のカードを申し込む ★★★★★

最も手軽に行える審査の裏技は、申込むカードを絞り込むということです。クレジットカードは多くのカード会社が発行していますが、その中でも消費者金融が発行するクレジットカードは審査ハードルが低いと言えます。

カード会社ごとに審査難易度はプロパー>銀行>>流通系≧ネット系>信販系>消費者金融系となります。ただし、消費者金融系のカードはほとんどなくなってしまいました。

記入漏れや記入ミスをなくす ★★★☆☆

意外と記入漏れやミスによって審査に落ちてしまう方が多くなっています。確実に避けることができることですので、入力時は細心の注意を払いましょう。また、送信後に間違いに気付いた場合はすぐにカード会社に連絡をして、対応してもらうと良いですね。

間違いやすい項目として、誕生日など数字の入力です。あまり意識せずに入力していまうと間違えてしまう可能性が高くなります。一つ一つの項目を確認しながら入力することが大切です。

キャッシング枠を0で申込む ★★★★★

キャッシング枠をつけないでクレジットカードに申し込みを行うことで審査に通過する可能性があります。キャッシング枠を付けると審査のハードルが高くなると考えて良いでしょう。

その理由として貸金業法の総量規制というルールです。総量規制は、キャッシング枠を年収の1/3までに制限する法令のことです。返済不能に陥る方を減らすための措置です。

もし、すでに年収の1/3以上の借り入れをしているとキャッシング枠を付けることができません。キャッシングをしないという方はそもそも希望枠を0にする方が得策だと言えます。

虚偽申告は厳禁!バレると思った方がよい!

クレジットカード申込時に入力する項目について嘘の記入をすることは絶対に避けてください。どうしても審査に受かりたいからといって勤続年数、年収、居住年数等を過剰に申告するのはよくありません。

もしそのような形でクレジットカードを作っても強制解約となったり、カード会社が損害を被った場合損害賠償をおこされるかもしれません。今後同じ会社のカードやローンが組めなくなってしまいます。デメリットの方が大きいですね。

そもそも虚偽の申請はばれます。例えば企業のデータからある程度の平均年収を把握することができますので、明らかに乖離していると疑われるかもしれません。正確な情報を提供して、ちゃんとした審査を行ってもらうようにしましょう。

ブラックの人がクレジットカードの審査通過するコツ

現在信用情報に何らかの事故が登録されてしまっている方いわゆるブラックの方向けの内容です。基本的にブラックになってしまうとカードを作ったり、ローンを組んだりすることができなくなります。ただ、どうしてもクレジットカードを作りたいという方はいらっしゃるでしょう。

そのような場合に有効な方法としては、消費者金融系のクレジットカードに申込むというのが良いと思います。公式サイトで他社カードの審査に落ちてしまった方でも申し込みができる旨が記載されているカードもあります。ブラックの方は挑戦してみると良いでしょう。

最近では信販系のカードも審査の甘いクレジットカードを発行しています。例えば、ライフカード(有料)などが挙げられます。年会費がやや高額なものの審査が不安な方でも申し込みがしやすいです。ライフカードはデポジット型のクレジットカードも発行しています。保証金を預ける代わりにクレジットカードを作成できるというものです。どうしてもクレジットカードが欲しい方は検討してみてください。

その他延滞や滞納などで信用情報に何らかの登録がされてしまったときから5年間待つのも良いでしょう。延滞や滞納などの情報は5年間保持されますが、5年経つとカード会社からは基本的に照会できなくなります。登録してからしっかりと返済しておけば評価は高くなると思います。

当記事のまとめ

当記事では、クレジットカード審査通過のコツをまとめました。あなたの疑問は解決しましたか?もしこんなことを知りたいという方はコメントかお問い合わせフォームからご連絡いただければと思います。

クレジットカードの審査では、3Cが基準になります。3Cとは、Capacity・Character・Capitalのことで、それぞれ返済能力、性格、資産のことです。

カードを絶対作りたいという方はこの3Cに影響を与えることを意識すると良いですね。例えば、勤続1年に達するまでカード申し込みを待つとか現在他社の借り入れがある方は完済しておくと効果的です。

また、裏技としては消費者金融系カードへの申し込み、記入漏れやミスをなくす、キャッシング枠を0で申込むなどがあります。カード審査が不安な方は是非参考にしてくださいね。

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