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アスキーカードは、三菱UFJニコス株式会社が株式会社角川アスキー総合研究所(ASCII)と提携して発行しているクレジットカードです。このカード最大の特徴はタブレット・パソコン保険が付帯されていることです。タブレット・自作パソコンからプリンターなどの周辺機器まで対応しています。この保険のいいところと弱みを中心に紹介していきます。

発行期間は最短1週間です。オンラインで支払口座の設定を行うとスムーズです。あとは記入ミスなどがないようにすればOKです。審査難易度は10段階で1です。審査ハードルが高いクレジットカードではありません。これまでクレジットカードを作った経験がなくても作成できる可能性があります。

最短1週間-アスキーカード申込みから発行まで

  1. 三菱UFJニコス株式会社の公式サイトにアクセスをして”お申込み(オンライン入会)”をクリックする

    NICOSカード会員規約や個人情報の取扱いに関する同意条項などの確認をして”理解・同意する(次へ)”をクリックします。このような規約になると難しく感じるかもしれませんが、クレジットカードを利用する上で押さえておくべき基本的なことが書かれているだけです。必ず目を通しておきましょう。

  2. クレジットカードの審査に必要な個人情報の入力を行う

    氏名、住所、電話番号、勤務先などの情報を入力します。また、合わせてオンラインで支払い口座の設定を行いましょう。主要な金融機関は全て対応しています。

  3. クレジットカードの審査結果を待つ

    申し込み完了後受付完了のメールが届きます。そして審査完了後審査結果がメールで届けられます。申し込みの確認のために自宅・携帯電話・勤め先に電話連絡が来ることがあります。

  4. 審査通過後クレジットカードが発行される

    申込後最短1週間でクレジットカードが発行されます。カード受け取りまでは10日前後見ておくと良いですね。クレジットカードはゆうメール簡易書留で送付されます。

アスキーカードの審査まとめ

審査難易度

当該カードの審査難易度は10段階で1です。審査難易度は低く作りやすいカードの一つです。カードの種類的に落とすための厳格な審査が行われることはないでしょう。これまでクレジットカードを作ったことがなくても作成できる可能性があります。同じクラスのクレジットカードとしては、「P-oneカード」、「ローソンPontaプラス」、「エポスカード」などが挙げられます。信販系や流通系の一般カードと同程度です。

審査対象

  • 無職✕
  • フリーター◯
  • 未成年◯
  • 学生◯
  • 主婦・専業主婦◯
  • 新社会人◯
  • 30代社会人◯
  • 個人事業主・法人代表◯
  • シニア◯

申込資格は18歳以上で安定した収入のある方または18歳以上で学生の方です。高校生の方は申し込みできません。おすすめの層としては、パソコンやタブレットを持っていて利用する機会の多い方です。特に外に持ち運んで利用する方の多い方に最適です。出先で利用するビジネスパーソンにも最適です。保険があればPC作業も安心ですね。

アスキーカードの基本スペック

年会費

年会費は1,900円+税となっています。初年度は年会費無料です。一般カードとしては平均よりもやや高いです。パソコン・タブレット保険の分だと考えると良いでしょう。家族カードは400円+税で発行することができます。ETCカードについては年会費無料で持つことができます。

ポイント還元率

基本ポイント還元率は0.5%です。カード利用1,000円ごとに1Pのわいわいプレゼントポイントが貯まります。ポイントの有効期限は最大およそ2年です。毎年2月~翌年1月までに貯めたポイントは翌々年の2月末までとなります。例えば、2020年2月から2020年1月までに貯めたポイントの有効期限は2020年2月末までです。2020年1月に貯めたポイントの場合有効期限が1年弱と短くなるので注意してください。

貯めたポイントは、各種グッズ・Amazonギフト券・キャッシュバック・お食事券・他社ポイント(nanaco、WAONポイント)・チャリティーなどに使用することができます。JALマイルに交換することもできます。使い道は豊富で困ることはないと思います。

国際ブランド

国際ブランドはVISAのみ選択することができます。VISAブランドは国内だけではなく海外でも加盟店が多く使い勝手の良い国際ブランドです。VISAブランドを選択しておけばクレジットカードを使う上で不便を感じることはないでしょう。VISAブランドのクレジットカードを持っていない方にもおすすめです。

アスキーカードの特徴と強み

タブレット・パソコン保険

補償対象タブレット・パソコン・PCパーツ・プリンターなど
年間の支払限度額20万円(1事故最大10万円)
免責金額1万円
残存価値1年まで100%、2年まで90%、3年まで80%、4年まで70%、5年まで60%、それ以降50%
アスキーカード以外補償金70%

珍しいタブレット・パソコン保険が付帯されています。火災、盗難、破損など幅広い補償を受けられるのが特徴です。ASCIIらしい保険ですね。補償の対象も広く、タブレット・パソコン(自作PC含む)・周辺機器(プリンター・ディスプレイ・キーボード・外付けハードディスクなど)となっています。

数ある保険の中でも利用する可能性が高くおすすめです。使う可能性が0に近い保険より有益だと思います。なお、アスキーカード以外で購入した商品については補償額が70%に減額されてしまうので、基本的にはアスキーカードで購入する方が良いですね。

カード利用額に応じたボーナスポイント

年間のカード利用額に応じてボーナスポイントを獲得することができます。年間(毎年2月~翌年1月)のカード利用額が50万円以上100万円未満で翌年度基本ポイントの10%が加算されます。カード利用額100万円以上で基本ポイントの20%が加算されます。最大ポイント還元率は0.6%ということになります。年間カード利用額が多い方にとってはメリットです。

最高2,000万円の海外旅行保険

アスキーカードには利用付帯の海外旅行傷害保険が付帯されています。利用付帯となっていますので、旅行代金の全部あるいは一部をカードで支払う必要があります。補償の内訳は、死亡・後遺傷害最高2,000万円、疾病・傷害治療費用最高100万円、賠償責任最高2,000万円、携行品損害最高20万円、救援者費用最高100万円となっています。

補償額自体が手厚いわけではないので海外に行くことのある方は他のクレジットカードと合わせて保険を手厚くするか、民間の海外旅行保険に加入することを検討してください。万が一海外で治療をすることになると数百万円単位の治療費用が掛かることが多いです。

楽Pay利用による年会費優遇制度

リボ払いサービスである楽Payに登録してリボ払い手数料を支払うと年会費の優遇を受けられます。644円の割引となっています。少額でもリボ払い手数料が発生するように支払額を調整しましょう。ただし、本来半額になるはずがアスキーカードは例外でわずか644円の割引に留まります。支払額調整が手間に感じるのであれば積極的に活用しなくても良いかもしれません。

ショッピングパートナー保険サービス

ショッピング保険(ショッピングパートナー保険サービス)の補償額は年間100万円です。アスキーカードで購入した商品について、購入後90日以内に盗難・破損などで損害を被った場合に保険金を受け取ることができます。免責金額は3,000円となっています。比較的免責金額が抑えられているのは嬉しいですね。高額な買い物をする予定のある方はぜひ活用してください。

アスキーカードの電子マネーとの相性

電子マネー種類対応
モバイルSuica
suica
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
PASMO
pasmo
チャージ不可
SMART ICOCA
smarticoca
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
nanaco
nanaco
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
WAON
waon
チャージ不可
楽天Edy
rakutenedy
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
アスキーカードは、電子マネーとの相性が良いクレジットカードではありません。ポイント付与対象の電子マネーがないからです。チャージ自体はモバイルSuica、SMART ICOCA、nanaco、楽天Edyに行うことができます。チャージでポイントが貯まらないなら利用する理由はないですね。

アスキーカードのここはマイナス

一般カードとしては年会費がやや高い

アスキーカードの年会費は税込み2,145円とやや高めに設定されています。スペックだけを見ると年会費無料でもおかしくはないと思います。要はこの年会費=タブレット・パソコン保険の分ということです。しっかり保険料を上乗せしているということですね。

それでも初年度は無料ですし、2年目以降も2,000円弱で保険に加入できると考えるとメリットはあります。特に自作パソコンが趣味だったり、仕事でタブレットやパソコンを使用することの多い方は必見です。もしかしたら、パソコンメーカーの保証よりも使い勝手が良いかもしれません。

また、ETCカードについて新規発行手数料が掛かってしまうのはデメリットです。年会費は不要ですが発行に1,000円+税の手数料が掛かりますのでETCカードの作成を考えている方は他のカードで代用した方が良いと思います。

ポイント還元率はそれほど高くない

基本ポイント還元率は0.5%と平凡です。ポイントの優遇制度を活用しても最大0.6%に留まります。このカードでポイントを貯めることを考えるよりも年会費が無料で高還元のクレジットカードを他に作成した方がより良いカードライフを送れると思います。パソコン保険のためと割り切って作成するのがおすすめです。

合わせて持ちたいクレジットカード

楽天カード

楽天カード

最短3営業日での発行に対応しています。年会費無料×高ポイント還元ということで国内で最も人気のあるカードの一つです。楽天Edyへのチャージでポイントが貯まる貴重カードとなっています。一般加盟店舗での利用も多い方はいつでもどこでもポイント還元率1.0%超えの楽天カードが良いでしょう。使用する属性を問わず非常に使い勝手が良いです。最高2,000万円の海外旅行保険が付帯されているのも◎

JCB CARD W

jcbcardw

最短3営業日での発行と比較的スムーズです。ポイント還元率常時1.0%以上となります。その他ポイントの優遇制度も充実していて魅力的な一枚です。JCBブランドのプロパーカードとなっています。スペックが非常に高く自動付帯の海外旅行傷害保険が付帯されています。ゴールドカードなどを狙うこともできます。

リクルートカード

リクルートカード

最短1週間での発行に対応しています。年会費無料でポイント還元率は1.2%と楽天カードよりも高還元です。モバイルSuica、SMART ICOCA、nanaco、楽天Edyなどへのチャージでポイントが貯まります。カード利用額が多い方であればメリットが大きいです。貯めたリクルートポイントはPontaポイントなどに交換できるのでポイントの使い勝手も良いです。海外・国内旅行傷害保険も付帯されていて無料のクレジットカードとは思えません。

スペック情報

カード名アスキーカード
カード発行会社三菱UFJニコス株式会社
提携会社株式会社角川アスキー総合研究所(ASCII)
発行期間最短1週間
締め日/支払日公式サイト参照
国際ブランドVISA、MasterCard
年会費1,950円(税抜)
ETCカード永年無料
家族カード400円(税抜)
ポイント還元率0.5%
ポイント交換先キャッシュバック、Amazonギフト券、JALマイルなど
電子マネーチャージモバイルSuica、PASMO(ポイント付与対象)
SMART ICOCA、楽天Edy(ポイント付与対象外)
海外旅行保険最高2,000万円
国内旅行保険付帯なし
ショッピング保険年間100万円
比較対象カード特になし
公式ホームページhttps://www.cr.mufg.jp/

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