ANA To Me CARD PASMO JCBは、ANAとジェイシービーとの提携によって発行されているクレジットカードです。
ANAカード、To Me CARD、JCBカードが一体型となっていると考えると良いですね。飛行機と地下鉄つまり空と地下でマイルを貯めることができるので、「ソラチカカード」と呼ばれています。
最短2週間での発行に対応しています。比較的時間が掛かってしまうので、必要だと感じたらすぐに申し込みをすることを推奨します。通勤や通学で東京メトロを利用している方や仕事や旅行でANA便を利用することの多い方は必見です。
審査難易度は10段階で3となります。過去に延滞や滞納をしていなければ作成しやすいカードだと言えます。初めて作るカードとしてもぴったりだと思います。
- 無職×
- 未成年○
- フリーター○
- 学生◎
- 主婦・専業主婦◎
- 新社会人◎
- 30代社会人○
- 個人事業主・法人代表○
申込資格は、原則18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方及び高校生を除く18歳以上の学生の方となります。無職の方は申し込みをすることができません。旦那さんが働いている場合であれば専業主婦の方でも申し込みをすることができます。
おすすめの属性はANAやメトロを利用することのある学生、主婦・専業主婦・新社会人の方です。年会費が掛かるのである程度利用頻度のある方が望ましいです。
◎ ANAグループ便搭乗でボーナスマイルあり
△ 海外旅行傷害保険が弱い
ANA To Me CARDの特徴
初年度年会費無料でオトクに持てる
初年度年会費無料で持つことができます。2年目以降年会費2,160円が掛かりますが、まず一年間無料で使い勝手を確認することができるのは大きなメリットです。
やはり文章では理解していても実際使ってみると思っていたのと違うなと感じたり、意外なメリットを感じたりと実際に体験することができます。気になっている方は是非申し込んでみてくださいね。
3つのマイル及びポイントが貯まる
ANA To Me CARDは、3つのポイントを貯めることができます。また、ANAマイルあるいはメトロポイントに集約することができるのも魅力です。
ANAマイル
ANAグループ便への搭乗やANAカードマイルプラス加盟店の利用時にマイルを獲得することができます。ANAマイルに関しては後述していますので、そちらを参考にしてください。
Oki Dokiポイント
一般加盟店でのカード利用1,000円ごとにOki Doikiポイントを貯めることができます。ANAマイルへの自動移行を選択することも可能です。
ANAマイルへの交換には2つのコースがあります。1P=5マイル及び1P=10マイルのコースです。10マイルコースに関しては移行手数料として5,400円の年会費が掛かります。
移行手数料は移行する時にだけ登録しておけばいいので、2年に1度の交換にすれば年会費を抑えることができます。そのため、自動移行にするよりも手動で行った方がオトクだと言えます。
メトロポイント
東京メトロの乗車の度にメトロポイントを貯めることができます。平日は5P、土休日は15Pとなっています。その他、To Me CARDの提携先、メトロポイントPlus加盟店でのPASMO電子マネーでもメトロポイントが貯まります。
PASMO定期券一体型でカード枚数を減らせる
PASMO定期券一体型を選択することもできます。1枚のカードにまとめることができますので、財布をすっきりさせることができますね。通勤や通学でPASMOを利用している方必見です。
渋谷ちかみちラウンジを利用できる
画像引用元:http://www.tokyu.co.jp/
カードを通すだけで渋谷東口を出てすぐの渋谷ちかみちにあるラウンジを利用することができます。ANA To Me CARD保有者は優先的にラウンジを利用できます。
カード所有者でなくても利用することはできますが、混雑時はカード保有者が優先されますし総合印フォーメーションで手続きをする手間が掛かってしまいます。
渋谷でのショッピングや食事の前に化粧直しをしたり、休憩をしたりできます。人混みから離れてゆったりとした時間を過ごすことができるのは嬉しいですね。
ANA便搭乗でボーナスマイルを獲得できる
ANA To Me CARDは、ANAカードとしての優待も付帯されています。様々な場面でボーナスマイルを獲得できます。
入会・継続ボーナスマイル
新規入会及び毎年のカード継続でボーナスマイルとして1,000マイルを獲得することができます。1マイル2円換算にすると年会費相当分のマイルを獲得できると考えることができます。
搭乗ごとのボーナスマイル
ANAグループ便に搭乗する度に、区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%のANAマイルを獲得することができます。ANAグループ便の利用頻度が高ければ高いほどオトクになります。
ANAカードマイルプラス加盟店でのボーナス
対象のANAカードマイルプラス加盟店舗での買い物について100円または200円に1マイルを通常のポイントとは別にボーナスマイルとして獲得することができます。対象店舗は下記の通りです。
ANAカードマイルプラス加盟店一例
- ホテルリブマックス
- ホテルモントレ
- 京急EXイン
- スターバックス
- セブン-イレブン
- マツモトキヨシ
- イトーヨーカドー
参考外部サイト:ANAカードマイルプラス対象店舗一覧(公式サイト)
各種保険付帯
海外旅行傷害保険
自動付帯の海外旅行傷害保険が付帯されています。死亡後遺障害最高1,000万円、救援者費用最高100万円の補償内容となっています。
持っているだけで適用される保険になっているのはありがたいですね。ただ、それほど手厚い補償ではないので、他のカードと合わせて持ってカバーすると良いと思います。
国内航空傷害保険
国内航空傷害保険が付帯されている珍しいカードです。補償内容は死亡後遺傷害最高1,000万円となっています。国内の飛行機搭乗中の事故に対して補償されます。
ショッピング保険
海外で購入した商品に対してショッピング保険が付帯されています。年間最大100万円の補償となっています。
海外滞在中に購入した商品について、盗難・紛失・故障による損害を補償してもらえます。高額な買い物をする時に重宝する保険になっています。
電子マネーとの相性
ANA To Me CARDは、モバイルSuica、PASMO、SMART ICOCA、楽天Edyにチャージをすることができます。この中でPASMOへのチャージでのみポイントを獲得することができます。
PASMOは、東京メトロ以外にもJRやその他地下鉄等でも利用できるので使い勝手が良いです。PASMOへのチャージでも効率良くポイントを貯めることができますね。
電子マネー種類 | 対応 |
---|---|
モバイルSuica | チャージ可能 (ポイント付与対象外) |
PASMO | チャージ可能 (ポイント付与対象) |
SMART ICOCA | チャージ可能 (ポイント付与対象外) |
nanaco | チャージ不可 |
WAON | チャージ不可 |
楽天Edy | チャージ可能 (ポイント付与対象外) |
ここはマイナス
海外旅行保険が弱い
ANA To Me CARDに付帯されている海外旅行傷害保険は保険としては不十分と言わざるを得ません。このカードの作成を検討して海外旅行保険が必要な方は他のカードと合わせて持つことを推奨します。
比較対象のクレジットカード
To Me CARD Prime PASMO
東京メトロとニコスの提携によって発行されているクレジットカードです。年会費2,160円ですが、年間50万円(月41,667円)以上のカード利用で翌年度年会費無料となります。東京メトロの利用で、平日10P・土休日20Pを獲得できます。ANA To Me CARDよりも優遇されています。
ANA JCBカード
ANAとJCBの提携によって発行されているマイルカードです。年会費2,160円はANA To Me CARDと同額です。スペック的にはほぼ同じと考えて良いですね。関東圏に住まれている方であればANA To Me CARDの方がオトクだと言えます。
合わせて持ちたいカード
楽天カード
楽天カードは年会費無料・高ポイント還元率のクレジットカードです。利用付帯ですが、最高2,000万円の海外旅行保険が付帯されています。また、楽天グループでのポイント優待もおいしいです。非常に使い勝手の良い一枚で、多くの人に持っていただきたいです。
エポスカード
最短即日発行に対応しているクレジットカードです。年会費無料で利用することが可能です。自動付帯の手厚い海外旅行傷害保険が付帯されているのが魅力です。特に病気の治療費用が最高270万円と高額な補償が付いています。マルイでの優待やエポスカード加盟店での優待も魅力です。
スペック情報
カード名 | ANA To Me CARD PASMO JCB | |
カード発行会社 | 株式会社ジェイシービー | |
発行期間 | 最短2週間発行 | |
国際ブランド | JCB | |
ポイント還元率 | 0.5%~ | |
年会費 | 2,160円(税込) | |
ETCカード | 永年無料 | |
家族カード | 1,080円(税込) | |
海外旅行傷害保険 | 最高1,000万円 | |
国内旅行傷害保険 | 付帯なし。 | |
締め日・支払日 | 個別に通知。 | |
ショッピング保険 | 最高100万円 | |
盗難保険 | 盗難保険あり。 |