ANA JCBカードプレミアムは、ANA(全日空)と株式会社ジェーシービーとの提携によって発行されているクレジットカードです。ANAカードには多くの国際ブランドとの提携カードが発行されています。このANA JCBカードプレミアムは、JCBブランドと提携しているANAカードの最上級ラグジュアリーカードとなっています。JCBブランド最高級のマイルカードと言えます。ブラックとシルバーの券面がかっこいいですね。
最短1週間での発行に対応しています。マイルカードとしては比較的早く発行されるカードです。ANAマイル獲得のボーナスが非常に優れているので、早く作ればオトクさをすぐに享受できます。
審査難易度は10段階で8です。審査難易度は全てのクレジットカードの中でも難しい部類に入ります。下位カードで実績を作る必要があると言えます。年収が高い方等属性に自信がある方は直接申し込みをしてみても良いと思います。
- 無職×
- 未成年×
- フリーター△
- 学生×
- 主婦・専業主婦×
- 新社会人×
- 30代社会人○
- 個人事業主・法人代表○
申込資格は、30歳以上で本人に安定継続収入のある方となります。JCBプラチナカード独自の審査基準がありますので、審査ハードルは高いと考えても間違いありません。学生や専業主婦の方は申し込みをすることができません。
社会人経験が豊富な30代社会人のかたや経営者の方向けだと言えます。上場企業に勤めているかたや士業の方であれば作成しやすいと思います。仕事等で飛行機で飛び回ることが多い方必見です。
審査が不安な方はANA JCBワイドゴールドカード等下位カードの作成を検討すると良いでしょう。実績を作ってから挑戦する方が確度が上がります。
◎ マイル付与率1.3%
◎ 上級会員向けANAラウンジを利用できる
△ JCBプロパーカードと異なるサービス
当記事のコンテンツ内容
実施中のキャンペーン情報
現在、最大14,500円キャッシュバックと11,500マイル相当のポイントを獲得できるキャンペーン実施中です。
その内10,000円のキャッシュバックは抽選となりますので、あまり期待しない方が良いと思います。
それ以外のマイル及びキャッシュバックは獲得しやすいので狙ってみると良いでしょう。
キャンペーン詳細
- 入会で10,000マイル獲得
- 入会で3,000円キャッシュバック
- 10マイルコース新規入会及びMyJチェック登録で1,500マイル相当のポイントを獲得
- 支払い名人の新規登録・利用で1,500円キャッシュバック
- 支払い名人の新規登録及び利用で抽選で10,000円キャッシュバック
入会すると直接マイルを獲得することができます。
新規加入及び切替での入会が対象となります。
Oki Dokiポイント3Pを獲得することができます。
支払い名人に登録した上で合計5万円以上利用するともれなく1,500円キャッシュバックされます。
5万円の利用を1口として抽選に参加することができます。
ANA JCBカードプレミアムの特徴
マイル付与率1.3%と高還元
ANA JCBカードプレミアムは、カード利用でマイル付与率1.3%と非常に高還元になっています。ショッピング利用1,000円につきOki Dokiポイント1P(10マイル相当)とボーナスポイント1P(3マイル相当)を獲得することができます。
ボーナスポイントは、3マイル相当となっています。合計のマイル獲得率は1,000円につき13マイルとなります。
マイルボーナス獲得がANA JCBブランド最上級
ANA JCBカードプレミアムはANAマイルが非常に貯めやすい仕組みができています。JCBブランドのANAカードではトップです。
入会・継続ボーナス
カード入会時及び毎年の継続時に10,000マイルを獲得することができます。1マイル2円換算で20,000円相当のマイルを獲得できることになりますね。
搭乗ボーナス
ANAグループ便ごとに搭乗ボーナスを獲得することができます。区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×50%のボーナスマイルを獲得することができます。
一般カードの5倍、ゴールドクラスのカードの2倍のボーナスマイルを獲得することが可能です。ANA便への搭乗頻度が高い方にぴったりです。
ANAカードマイルプラス提携店でオトク
ANAカード特約店での買い物で最大2.0%のマイルが加算されます。例えば、ANA航空券や機内販売の購入100円につき2マイルが加算されます。
一般カードの2倍と優遇されています。合計のマイル獲得率は3.3%となります。その他にも多くの加盟店舗があります。
マイルをざくざく貯めたい方必見です。200円につき1マイルあるいは100円につき1マイルが加算されます。
ANAカードマイルプラス提携店舗一覧
- セブンイレブン
- イトーヨーカドー
- ENEOS
- ニッポンレンタカー
- オークラホテルズ&リゾーツ
参考外部サイト:http://www.ana.co.jp/(ANA公式HP)
24時間対応のコンシェルジュデスク
ANA JCBカードプレミアム保有者は、24時間いつでもコンシェルジュデスクサービスを利用することができます。カード利用の上で困ったことがあったり、レストラン・航空券・ホテルの予約などを依頼することができます。
迅速な対応をしてもらえることで非常に評判の良いサービスです。さすが日本が抵抗しているサービスですね。
空港ラウンジを利用できる
世界中の空港ラウンジを利用できる特典が付帯されています。騒がしい空港内で静かな時間を過ごせる貴重な場所です。是非活用してくださいね。
プライオリティパス無料入会可能
世界中のVIPラウンジを利用できるプライオリティパスに無料で加入することができます。最上級会員クラスであるプレステージ会員(通常年会費399USドル)に加入できますので、利用の度に費用が掛かったり年間の利用額に制限があったりということはありません。
VIPラウンジには、シャワー室があるので汗を流すことができます。また、軽食を取ったり、アルコールを摂取したりすることができます。異世界を体験することができると言えます。
JCB空港ラウンジサービスを利用可能
国内の主要空港のラウンジを無料で利用することができます。同伴者1名まで無料となりますので、家族や恋人と旅行をするときにも重宝します。
ANA国内空港ラウンジを利用可能
国内線のANAラウンジを無料で利用することができます。対象のラウンジは、成田空港「ANA ARRIVAL LOUNGE」、名古屋(中部)空港「セントレア エアライン ラウンジ」、宮崎空港「ラウンジ大淀」の共用待合室となっています。
ANAの上級会員あるいはプレミアムクラス搭乗時のみとなるVIPラウンジです。設備も充実していて、ソフトドリンク、無線LANサービス、携帯電話充電サービス、軽食サービス等を受けることができます。
各種旅行保険付帯
海外旅行傷害保険
自動付帯で家族特約付きの海外旅行傷害保険が付帯されています。カードを持っているだけで保険が適用されるのは嬉しいですね。
死亡後遺障害最高1億円(家族特約:1,000万円)、傷害疾病治療費用最高1,000万円(200万円)、賠償責任最高1億円(2,000万円)、携行品損害最高100万円(50万円)、救援者費用最高1,000万円(200万円)となっています。
年間最大500万円と非常に手厚いショッピングガード保険が付帯されています。ANA JCBカードプレミアムで購入した商品について、購入してから90日以内に偶然の事故によって損害を被った場合に保険金が支払われます。
高額な商品を購入する際にはカード決済をすることを推奨します。万が一の事態に備えることができます。500万円の補償はプラチナ級カードならではと言えます。
電子マネーとの相性
ANA JCBプレミアムカードは、モバイルSuica、SMART ICOCA、nanaco、楽天Edyにチャージをすることが可能です。ただし、全てポイント付与の対象外となっていますのであまり相性が良いとは言えません。
ポストペイタイプのQUICPayを搭載することができます。こちらは満額ポイント付与の対象となります。マイルに交換すれば1,000円ごとに13マイルを獲得できます。
コンビニやスーパーなどで使用する場合はQUICPayをメインに利用すると良いですね。利用可能店舗は豊富です。
電子マネー種類 | 対応 |
---|---|
モバイルSuica | チャージ可能 (ポイント付与対象外) |
PASMO | チャージ不可 |
SMART ICOCA | チャージ可能 (ポイント付与対象外) |
nanaco | チャージ可能 (ポイント付与対象外) |
WAON | チャージ不可 |
楽天Edy | チャージ可能 (ポイント付与対象外) |
ここはマイナス
JCBプロパーに比べると劣る面もある
ANA JCBプレミアムカード(年会費75,600円)は、JCBのプロパー最上級カード「JCB THE CLASS」(年会費54,000円)と比べるとサービス面で劣る点があります。
JCB THE CLASSにはある年1回の選べるプレゼントメンバーズセレクション、コース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になるグルメベネフィットやホテルや旅館で優待を受けることができるプレミアムステイプランが付帯されていません。
ANA JCBプレミアムカードの方が年会費が高いのでここは是非とも付帯してほしかったサービスです。ただし、ANA JCB独自の優待としてはANAマイルボーナス、ANA空港ラウンジの無料利用等が挙げられます。
これらのサービスに価値を見出だせる方にとってはコストパフォーマンスの高い一枚だと言えます。もし、マイルをお得に貯めたいというだけであればANA JCBワイドゴールドカードの作成を検討しても良いと思います。
下位のANA JCBカード比較
プレミアム | ワイドゴールド | |
国際ブランド | JCB | JCB |
券面 | ||
年会費 | 75,600円 | 15,120円 |
申込資格 | 30歳以上 安定継続収入 | 20歳以上 安定継続収入 |
発行日数 | 1週間 | 1週間 |
入会・継続ボーナス | 10,000マイル | 2,000マイル |
フライトボーナス | 50%加算 | 25%加算 |
海外旅行保険 | 死亡後遺障害 →1億円 障害疾病 →1,000万円 | 死亡後遺障害 →1億円 障害疾病 →300万円 |
ショッピング保険 | 最高500万円 | 最高500万円 |
比較するにはスペックが違い過ぎますね。大きく異なるのは入会・継続及びフライトボーナスです。ANAグループ便の利用頻度が高い方であれば年会費が高額なプレミアムでも十分に元を取ることができます。また、プレミアムのみ利用できるANA空港ラウンジも魅力的です。
比較対象のクレジットカード
比較対象として、国際ブランドの異なるプレミアムカードを挙げています。意外と中身が異なるので十分に比較検討することを推奨します。
ANA VISAプラチナ プレミアムカード
年会費86,400円の上位カードです。1,000円利用ごとに15マイル獲得で、マイル付与率はJCBブランドよりも高い1.5%となっています。VISAブランドということもあり海外でも利用しやすいのが嬉しいですね。各種ボーナスマイルの獲得数は同じです。
ANAダイナースプレミアムカード
年会費167,400円の高額クレジットカードです。いわゆるブラックカードだと言えます。マイル付与率は2.0%と圧倒的です。日本国内においてTOPの還元率を誇ります。評判の高いダイナースクラブのコンシェルジュサービスを利用できるのも強みですね。
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
年会費162,000円のマイルカードです。アメックスプロパーカードのプラチナ級カードとなっています。マイル付与率は1.0%に留まりますが、アメックスの手厚いサービスを受けることができます。毎年カード継続の度に国内の対象ホテルで1泊できるフリーステイギフトが魅力です。一流ホテルに宿泊することができます。
スペック情報
カード名 | ANA JCBカードプレミアム | |
カード発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | 最短1週間発行 | |
国際ブランド | JCB | |
マイル付与率 | 1.3%~ | |
年会費 | 75,600円 | |
ETCカード | 永年無料 | |
家族カード | 4,320円 | |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 | |
国内旅行傷害保険 | 最高1億円 | |
締め日・支払日 | 毎月15日締め/翌月10日支払い | |
ショッピング保険 | 年間500万円 | |
盗難保険 | 盗難保険あり。 |