ANA JCBワイドゴールドカードは、全日空(ANA)とJCBとの提携によって発行されているクレジットカードです。ANAのグループ便の利用頻度が高いANAマイラー向けの一枚です。
最短3営業日での発行に対応しています。航空系カードとしては異例の早さを誇る一枚です。直近で飛行機を利用する予定のある方は是非作っておきたいですね。
審査難易度は、10段階で6です。ゴールドカードとしては標準よりやや難しいという形になります。クレヒスに自信がない方はANA JCB一般カードも視野に入れると良いと思います。
- 無職×
- 未成年×
- フリーター△
- 学生×
- 主婦・専業主婦△
- 新社会人◎
- 30代社会人○
- 個人事業主・法人代表○
申込資格は20歳以上で安定継続収入のある方となります。無職・未成年・学生の方は申し込み不可となっています。このカードはANA便を利用することのある新社会人・30代社会人・経営者の方向けだと言えます。
フリーターや主婦の方でも申し込みができますが、年会費がやや高額なためそれほどおすすめできるカードではありません。ANA JCB一般カードやANA JCBワイドカードを選択肢に入れると良いですね。
◎ 空港ラウンジを利用できる
◎ 手厚い旅行傷害保険付帯
△ JCBブランドは海外で利用しにくい
当記事のコンテンツ内容
実施中のキャンペーン情報
現在、最大14,500円キャッシュバックと11,500マイル相当のポイントを獲得できるキャンペーン実施中です。比較的獲得しやすいので是非狙ってみてくださいね。
14,500円のキャッシュバックの内10,000円分は抽選となります。実質4,500円のキャッシュバックと11,500マイルの獲得と考えると良いでしょう。
キャンペーン詳細
- 入会で10,000マイル獲得
- 入会で3,000円キャッシュバック
- 10マイルコース新規入会及びMyJチェック登録で1,500マイル相当のポイントを獲得
- 支払い名人の新規登録・利用で1,500円キャッシュバック
- 支払い名人の新規登録及び利用で抽選で10,000円キャッシュバック
入会すると直接マイルを獲得することができます。
新規加入及び切替での入会が対象となります。
Oki Dokiポイント3Pを獲得することができます。
支払い名人に登録した上で合計5万円以上利用するともれなく1,500円キャッシュバックされます。
5万円の利用を1口として抽選に参加することができます。利用額が増えれば増えるほど当選確率が上がります。
ANA JCBワイドゴールドカードの特徴
ANAマイル付与率1.0%以上
ショッピング利用代金1,000円につき1PのOki Dokiポイントを獲得することができます。1P=10ANAマイルに交換することができますので、マイル付与率は1.0%となります。
ANAマイラー向けのカードとなっています。またマイルを貯めやすくなる優待が充実していますので、合わせてチェックしてみてくださいね。
年間ショッピング額に応じたボーナス
年間のカード利用額に応じてボーナスポイントを獲得することができます。ボーナスポイントは1P=3マイルに交換することが可能です。年間300万円のカード利用をすれば1.075%のマイル付与率となります。
年間ショッピング50万円以上で10%のボーナスポイントを獲得でき、年間ショッピング100万円以上で20%のボーナスポイントを獲得でき、年間300万円以上で25%のボーナスポイントを獲得することができます。
マイルボーナス
ANAカード所有者は様々な状況でマイルボーナスを獲得することができます。まず新規入会及び毎年のカード継続でボーナスマイル2,000マイルを獲得することができます。
また、ANAグループ便に搭乗するとフライトボーナスを獲得できます。区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%と優遇されています。
ANAカード・マイルプラス
ANAカードマイルプラスというサービスに指定されている店舗でカード決済をすると優遇を受けることができます。ショッピング代金100円につき1マイルあるいは200円につき1マイルを獲得できます。
対象店舗には、セブンイレブン・イトーヨーカドー・ENEOS・ホテルオークラ等があります。効率良くマイルを貯めたいのであれば積極的に買い物でカードを利用したいですね。
ANAグループで優待あり
ANAワイドゴールドカードの保有者はANA関連サービスの利用で優待を受けることができます。
- ビジネスクラス専用チェックイン
- ANAカード会員専用運賃「ビジネスきっぷ」購入可能
- 空港内店舗「ANA FESTA」で10%OFF
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」でで10%OFF
- 国内線・国際線の機内販売割引10%OFF
- 「ANAショッピング A-style」で5%OFF
ビジネスクラス専用のカウンターを利用することができます。混雑時でもスムーズに荷物を預けることが可能です。
最大40%割引となるビジネスきっぷを購入することができます。搭乗当日の予約・変更ができる便利なチケットです。
空港ラウンジの無料利用
国内28空港及びホノルル国際空港の空港ラウンジを無料で利用することができます。ラウンジでは無料ドリンクを飲んだり、新聞や雑誌を読んだりして時間を過ごすことができます。
高級感のあるチェアが使用されているので、腰痛を持っている方でも安心です。Wi-Fi完備のラウンジであればメールチェックをすることも可能ですね。空港で時間を潰すのが苦手な方は是非空港のラウンジを活用してみてくださいね。
手厚い旅行傷害保険付帯
ANA JCBワイドゴールドカードは、同水準のマイルカードと比較して優れた保険が付帯されています。
海外旅行傷害保険
自動付帯の海外旅行傷害保険が付帯されています。家族特約付きとなっていて()内が補償額です。平均的なゴールドカードよりも手厚い補償が付帯されています。
死亡後遺障害最高1億円(家族特約:1,000万円)、障害疾病治療費用最高300万円(200万円)、賠償責任最高1億円(2,000万円)、携行品損害最高50万円(同額)、救援者費用最高400万円(200万円)となっています。
国内旅行傷害保険
自動付帯の国内旅行傷害保険が付帯されています。家族特約は付いていません。死亡後遺障害最高5,000万円、手術費用最高20万円、入院日額5,000円、通院日額2,000円となっています。
国内航空傷害保険
日本国内線利用時に、航空機搭乗中あるいは航空機搭乗者だけが入場できる飛行機場構内にいる間にケガを被った場合に保険金を受け取ることができます。
死亡後遺障害最高5,000万円、手術費用最高40万円、入院日額1万円、通院日額2,000円となっています。それほど利用頻度の高い保険ではありませんが、あるとありがたいですよね。
ショッピング保険付帯
年間最大500万円のショッピング保険が付帯されています。ANA JCBワイドゴールドカードで購入した商品について、購入後90日以内に破損や盗難などで損害を被ってしまった場合に損害を補償してもらえます。
国内外を問わず対象となります。1事故当たりの自己負担額は3,000円です。500万円の補償はプラチナカードに匹敵する補償です。高額な買い物をすることの多い方に嬉しい保険です。
電子マネーとの相性
ANA JCBワイドゴールドカードは、モバイルSuica、SMART ICOCA、nanaco、楽天Edyにチャージをすることができます。モバイルSuica、SMART ICOCA、nanacoへのチャージではポイントが付与されません。
楽天Edyへのチャージでポイントが貯まる貴重なカードです。ただし、ポイント付与率は半分の0.5%となっています。200円のチャージで1マイルを獲得できることになります。楽天Edy利用時にもポイントが付与されますので、合計のポイント付与率は1.0%です。
また、後払い型の電子マネーであるQUICPayを利用することができます。チャージ1,000円ごとに10マイル相当のポイントを貯めることができますので、少額決済ではQUICPayを活用したいですね。
電子マネー種類 | 対応 |
---|---|
モバイルSuica | チャージ可能 (ポイント付与対象外) |
PASMO | チャージ不可 |
SMART ICOCA | チャージ可能 (ポイント付与対象外) |
nanaco | チャージ可能 (ポイント付与対象外) |
WAON | チャージ不可 |
楽天Edy | チャージ可能-0.5%付与 (ポイント付与対象) |
ここはマイナス
海外で利用しにくい
ANA JCBワイドゴールドカードは、海外で利用しにくいクレジットカードです。JCBブランドとなっていてアジア圏やハワイ等一部の国と地域を除いて利用できる店舗が限られています。
マイルを貯めるためのカードですが、海外で貯めにくいというのはデメリットと言えます。海外での利用も想定している場合はVISAやアメックスブランドのANAカードの作成を検討すると良いと思います。
下位カードとの比較
ワイドゴールド | ワイド | |
券面 | ||
国際ブランド | JCB | JCB |
年会費 | 15,120円 | 7,830円 |
申込資格 | 年齢20歳以上 本人に 安定収入のある方 | 年齢18歳以上 本人または 配偶者に 安定収入のある方 |
発行日数 | 3営業日 | 3営業日 |
入会・継続 ボーナス | 2,000マイル | 2,000マイル |
フライトボーナス | 区間マイル× 25% | 区間マイル× 25% |
海外旅行保険 | 死亡後遺障害 →1億円 障害疾病 →300万円 | 死亡後遺障害 →5,000万円 障害疾病 →150万円 |
国内旅行保険 | 死亡後遺障害 →5,000万円 入院日額 →5,000円 通院日額 →5,000円 | 付帯なし。 |
ショッピング保険 | 最高500万円 | 最高100万円 |
未成年の方や学生の方はワイドカードの申し込みを行うと良いでしょう。入会・継続及びフライトボーナスに違いはありませんので、マイルの獲得だけを考えるのであればワイドカードでも十分だと思います。
大きな違いは海外旅行傷害保険の手厚さ、国内旅行傷害保険の有無、ショッピング保険の手厚さとなります。また、空港のラウンジを無料で利用できるのもワイドゴールドカードの特徴だと言えます。
ここにどのぐらいの価値を見出すかでどちらのカードを選択するべきかが決まります。
比較対象のクレジットカード
比較対象として同じANAの提携カードを紹介しています。主な違いは国際ブランドですが、スペックも多少違いがあります。好みで選択すると良いと思います。
ANA VISAワイドゴールドカード
最短3営業日で発行できるマイルカードです。三井住友カードとANAカードとの提携によって発行されています。年会費割引サービスを活用すれば14,040円で所有できます。VISAブランドなので海外でも利用しやすいのがメリットです。
ANAダイナースカード
最短1週間で発行できるマイルカードです。年会費29,160円となっています。ステータス性の高いダイナースクラブとの提携カードです。カード利用額に一律の制限がありません。上位のANAダイナースプレミカードを持つために所有するのも良いですね。
ANAアメックスゴールドカード
最短1週間で発行することができます。年会費33,480円とANAカードの中では高めに設定されています。マイル付与率1.0%です。リターンプロテクションやキャンセルプロテクション等保険が充実しているのが魅力です。
スペック情報
カード名 | ANA JCBワイドゴールドカード | |
カード発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | 最短3営業日発行 | |
国際ブランド | JCB | |
マイル付与率 | 1.0%~ | |
年会費 | 10,800円 | |
ETCカード | 永年無料 | |
家族カード | 4,320円 | |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 | |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 | |
締め日・支払日 | 毎月15日締め/翌月10日支払い | |
ショッピング保険 | 年間500万円 | |
盗難保険 | 盗難保険あり。 |