ライフカード
当ページではライフカードのスペック改悪に関する最新情報及びこれまでの改悪の歴史について解説しています。今回の改悪によってライフカードを選択する理由がもはやなくなってしまったことは間違いありません。最近のライフカードに関してはいいニュースがありません。

なお、変更は2017年7月1日以降で、これより前に入会した場合2018年4月から変更となります。多少の猶予はあるものの長い目で見ると作成するのは得策とは言えません。今後は最後に紹介している代替カードを検討すると良いでしょう。

2017年7月の改悪・変更点

✕ 誕生月の獲得ポイントが5倍→3倍に変更

ライフカード最大の特長がほぼ消滅してしまいました。これまでは誕生月ポイント5倍、最大ポイント還元率3.35%と驚異的な数値を残していました。

しかし、今後は誕生月ポイント3倍、最大ポイント還元率1.5%とそこまでオトクさはなくなっています。これまでもライフカードは改悪を繰り返していました。今回の改悪で利用者は激減することになると思います。

✕ 交換レートの良かった1万円以上の商品券の廃止

JCBギフトカード、図書カードNEXT、QUOカード、JTB旅行券、Amazonギフト券、Vプリカ等10,000円以上の券種の廃止が決まりました。

これらの高額な商品券への交換では1Pの価値が通常の0.5円から0.67円に上昇していましたので、非常にお得な交換先でした。表面的にはわかりにくいですが、実質ポイント還元率の悪化だと言えます。

その他下記の変更点があります。

  • Vプリカ 3,000円→600P
  • Vプリカ 5,000円→1,000P
  • ANAマイレージクラブ750マイル→300P
  • Gポイント 1,200Gポイント→300P
  • ポイントギフト→家族間のポイント進呈の廃止

△ ポイントステージ制の変更

50万円以上100万円以上150万円以上200万円以上
従来1.5倍-2倍-
今後1.5倍1.8倍-2倍

ポイントステージ制も変更になっています。主な変更点としては、100万円以上の利用で1.8倍のポイントを獲得できるステージが誕生したことそしてポイント2倍にするにはこれまでの150万円以上から200万円以上になってしまったことです。

これまでの利用金額が100万円以上150万円未満であった方にとっては1.5倍から1.8倍に上がるのでオトクですが、150万円以上200万円以下の利用であった方にとってはポイント付与率が2.0倍から1.8倍に下がるのでオトクとは言えません。

わかりにくいですが、これもある意味改悪と言えるでしょう。ライフカードの歴史からこのような目に見えにくい改悪を繰り返しています。

関連記事:http://www.lifecard.co.jp/card/ (公式HP)

2014年12月の改悪・変更点

✕ nanacoへのチャージでのポイント付与が半分に改悪

nanacoへのチャージで1,000円ごとに1.0P貯まっていたのが、0.5Pと半分になる改悪です。また、誕生月5倍、ステージポイント、新規入会キャンペーンポイント等のボーナスポイントも対象外となってしまったのは痛かったです。

この改悪で離れてしまったユーザーも多かったと思います。元々電子マネーチャージにしてはポイントを与えすぎだったようにも感じます。

2011年4月の改悪・変更点

○ ポイントステージ制の採用

上記で紹介したポイントステージを採用したのが2011年4月です。この採用は利用額が多いユーザーにとってはメリットがあったと言えます。実際カード利用者の活性化に繋がったと考えられます。

✕ 1Pの価値の低下

1Pの価値を6.7円から5.5円と下げた経緯があります。ただし、上記でも書いているように15,000P(1,000,000円利用)を貯めて10,000円分の商品券に交換すれば1Pの価値は0.67円と変わらずになっていました。

ポイントの有効期限が5年間と非常に長くなっているのでそこまで大きなインパクトを与えたわけではありません。

ライフカードスペック改悪の理由

このようにライフカードはこれまで改悪を繰り返してきました。その理由は単純に経営状態の悪化だと言えます。

カード会社は、カード利用者が利用した金額の一定の割合を加盟店舗から徴収しています。そしてその徴収した金額の一部をユーザーに還元しているのです。

ただ、企業を経営するには人件費、広告費等様々な費用が掛かります。これまでの高ポイント還元率は無理があったのでしょう。

この改悪によって利用者が減ってライフカードの収益がさらに減ることは想像に難くありません。負のスパイラルに陥っていると言えます。

ライフカードよりおすすめのクレジットカード紹介

楽天カード

楽天カードは年会費無料、ポイント還元率常時1.0%の人気カードです。楽天市場等楽天グループのカード利用で2.0%を獲得することができます。新規入会キャンペーンも豪華で作成するメリットが大きいです。

JCB EITカード

JCB EITカードは年会費無料、ポイント還元率1.0%、自動付帯の海外旅行傷害保険付きのハイスペックカードです。メインカードとしても十分に使えるスペックは魅力的です。

リクルートカード

年会費無料でポイント還元率いつでも1.2%の高スペックカードです。JCBブランドであればnanacoへのチャージでも満額ポイントを獲得することができます。

ただし、今後改悪の可能性がないとは言い切れません。なぜなら上位カードであったリクルートカードプラスの新規獲得の停止を実施しているからです。このカードは還元率2.0%と驚異的な数字でした。

ただ、リクルートカードも現時点で業界トップなのは間違いありません。

まとめ

これから作成する方は2017年7月以降、すでにライフカードを持っている方は2018年4月以降今回の変更点が適用されます。誕生月のポイントが5倍から3倍になったのは痛いと言えます。

ライフカードを利用するメリットがなくなってしまったと考えて良いでしょう。今後作成を考えていた方は他のカードを検討することを推奨します。また、すでに持っているユーザーも新しく検討すると良いと思います。