ビュー法人カードは、株式会社ビューカードによって発行されている法人カードです。えきねっと登録で新幹線やJRの空席照会や予約ができるなど出張が多い方にとって魅力的な一枚です。ただし、ポイント付与がないなどサービス面でこれといった強みがあるわけではありません。
最短3週間での発行となっています。WEB申し込みには対応しておらずビューカードセンター(法人)に問い合わせをしなければいけません。審査難易度は10段階で6と一般カードとして最高難易度だと言えます。審査に自信がある方向けですね。気軽に申し込みができるカードではありませんので注意が必要です。他のカードと十分比較検討されることを推奨します。
当記事のコンテンツ内容
最短3週間発行-ビュー法人カード申込から発行まで
ビューカードセンター(03-6685-7600)に問い合わせする
WEBから申し込みはできません。ビューカードセンターに連絡をして申込みを旨を伝えます。営業時間は9~17時までです。
ビューカードから送られてきた申込用紙に必要事項を記入して必要書類と合わせて返送する
必要書類が多くなっていますので、事前に用意しておくとスムーズです。
審査通過を待つ
審査完了までおよそ2週間となっています。
審査通過後カードが発行されるので自宅あるいは会社で受け取る
問い合わせからおよそ3週間~4週間見ておくと良いですね。
ビュー法人カードの審査概要
審査難易度
審査難易度は10段階で6となっています。一般カードに属する法人カードの中で最も審査難易度の高い一枚だと言えます。同じクラスの法人カードとしては、「JCBゴールド法人カード」、「MUFGゴールドプレステージビジネス」などが挙げられます。ゴールドカードと同程度の難易度であることがわかります。属性に自信がない方は他のカードの作成を検討する方が良いですね。
属性別おすすめ度
- 個人事業主 ×
- 設立直後の法人代表者 ×
- 設立3年以上の法人代表者 ○
- 設立5年以上の法人代表者 ○
申込資格は、原則として3年以上の業歴があり経営が順調である法人の代表者です。個人事業主の方は申込み不可となっています。
経営が順調=黒字経営だと考えて良いと思います。経営に自信がある法人代表者向けです。カードの特性を考えると数人しか社員のいない小さい会社の代表者というよりは数十名、数百名の社員を抱える企業の代表者向けだと言えますね。
ビュー法人カードの基本スペック
年会費
年会費は515円(税込)となっています。また、1枚当たり515円で役員や従業員の方向けに追加カードを発行することが可能です。なお、ETCカードも発行ができて年会費は同じく515円となっています。1枚の本カードに対して複数枚のETCカードを紐付けることも可能です。運送業など車を利用することの多い法人の代表者の方には嬉しいですね。
国際ブランド
国際ブランドはVISAのみ選択可能です。国内はもちろん世界的に見ても最も普及している国際ブランドだと考えて良いでしょう。つまり、最も使いやすい国際ブランドだと言えます。クレジットカードが対応しているお店であれば使えないということはほとんどないと思います。まだVISAブランドを持っていない方は一枚持っておけると安心ですね。
ビュー法人カードの特徴
Visaビジネスオファー
Visaが提供している法人代表者向けの特典を受けられます。ビジネスで使えるサービスがたくさんありますので、ぜひ活用してくださいね。
ビジネスオファー例
- Visaビジネスグルメオファー
- ゴルフダイジェスト・オンライン
- 三洋堂
- 日本交通
全国の対象レストランを優待価格で利用できるサービスです。接待や会食で活用することができます。
国内外のゴルフ場の検索や予約を行えるサービスとなっています。取引先の方との接待でも使えますね。
海外及び国内のおみやげを優待価格で購入することができます。
ハイヤーサービスを優待価格で利用することができます。
駅レンタカーの利用が10%OFF
全国の駅レンタカー利用の際にビューカードを提示すると基本料金が10%割引となります。乗り捨てもできるレンタカーなので、利便性が高くなっています。
例えば、新幹線で出張に行く際に駅で直接レンタカーを借りられます。駅レンタカーという名前だけあって駅前にあるため探し回る必要がありません。
JRホテルグループや東急ホテルズでの割引
JR東日本ホテルズ、JRホテルグループ、東急ホテルズなどJR東日本グループのホテルで優待を受けられます。
宿泊基本料金最大10%OFF、レイトチェックアウト、レストランやバーなどでの10%割引などホテルごとに用意されています。出張で宿泊施設を利用することの多い方にとって魅力的ですね。
海外・国内旅行保険付帯
自動付帯の海外旅行保険が付帯されています。死亡後遺障害最高500万円、傷害治療費用最高50万円、疾病治療費用最高50万円です。海外旅行保険については
それほど補償が手厚いわけではありませんが、自動付帯なので他のカードと合わせて持つと良いですね。
国内旅行傷害保険は利用付帯となっています。旅行代金やツアー代金の支払いをカードで行えば保険が適用となります。死亡後遺障害最高1,000万円、手術費用最高10万円、入院日額3,000円、通院日額2,000円です。JRグループのカードということもあり国内旅行保険の方が充実していますね。
モバイルSuicaの年会費が当面無料
通常年会費1,030円(税込)が当面の間無料になります。期間限定となっていますが、今のところ終わりそうな気配がありません。ビュー法人カードを設定しておけばキャッシュレスで電車を利用したり、買い物をしたりできて便利です。ただし、法人カードは個人向けカードとは異なりオートチャージには対応しておらずまた定期券一体型も選択できません。
みどりの窓口及びびゅうプラザでサインレス
JR東日本の主要なみどりの窓口及びビュープラザで新幹線のチケットなどを購入する際に5万円以下であればサインレスで購入することができます。サインの手間が省けるのは嬉しいですね。荷物をたくさん持っているときなどは特に助かります。
ビュー法人カードのマイナス点
ETCカードも年会費が掛かる
ETCカードの年会費が掛かるのはデメリットですね。ただ、法人カードだとETCカードの年会費が掛かるものが多いように思います。発行枚数も多くなりカード会社からすると管理コストが上がってしまうのでしょう。
法人カードの中にはETCカードの年会費が無料のものもありますので、コスト削減をしたいという方は次の項目の”よく比較されるクレジットカード紹介”を参考にしてくださいね。
付帯サービスがそれほど魅力的ではない
正直それほど付帯サービスが充実している法人カードではありません。ビュー法人カードを作成するメリットは法人として出張が多い方にとってはモバイルSuicaの年会費が掛からないことやJRホテルグループなどでの優待が受けられることです。ただ、ポイントの付与がないことやETCカードの年会費が掛かってしまうことから積極的におすすめできないですね。
申し込みのハードルが極端に高い
すでに記載しましたが、ビュー法人カードは申込みハードルが非常に高くなっています。法人設立後すぐに申し込みができるカードではありません。3年以上黒字決算である法人の代表者に限定されてしまいます。ただ、そこまで設立年数があれば法人カードの選択肢も増えるためじっくり比較検討することを推奨します。
よく比較されるクレジットカード紹介
JCB一般法人カード
最短2週間での発行に対応。JCB一般法人カードは、年会費1,350円と比較的リーズナブルです。追加カードも同額ですが、ETCカードは永年無料ですのでお得ですね。設立後1年以上経過している方であれば審査に通過する可能性が高いです。ポイント還元率は0.5%となっています。
アメリカンエキスプレスビジネス
アメックスが発行するプロパー法人カードです。会社設立初年度でも申込みが可能です。年会費12,960円(税込)とやや高めですが、付帯サービスが充実しています。最高5,000万円の海外旅行保険や年間最大300万円のショッピング保険が付帯。マイル還元率が最大1%と高還元なのも嬉しいですね。
スペック情報
カード名 | ビュー法人カード |
カード発行会社 | 株式会社ビューカード |
発行期間 | 最短3週間 |
国際ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 付与なし |
年会費 | 515円(税込) |
ETCカード | 515円(税込) |
追加カード | 515円(税込) |
海外旅行保険 | 最高500万円 |
国内旅行保険 | 最高1,000万円 |
締め日/支払日 | 10日締め/翌月5日払い |
ショッピング保険 | 付帯なし |
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