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インヴァストゴールドカードは、インヴァスト証券がJACCSと提携して発行しているクレジットカードです。2019年7月22日に新しく発行を開始したゴールドカードとなっています。すでに発行されていた「インヴァストカード」の上位モデルです。注目度の高いクレジットカードで想定以上の人気があったのでしょう。

最短2週間での発行に対応しています。トライオートETFの口座開設を行う必要があります。まだ持たれていない方はクレジットカードと同時に申し込み可能です。審査難易度は10段階で5です。審査難易度はそれほど高いわけではないので、一般的な属性に当てはまる方であれば審査落ちの可能性は低いでしょう。

最短2週間発行-インヴァストゴールドカード申込から発行まで

  1. インヴァストゴールドカードの公式サイトからインヴァスト口座の開設を行う

    クレジットカードの申し込み前にインヴァスト口座の開設が必須です。すでに口座を持っている方はマネーハッチ(投資のためのページ)から申し込むことができます。

  2. 口座開設後マネーハッチからインヴァストカードの申込みを行う

    郵送でログインIDとパスワードが届きますので、Myページログイン→マネーハッチアクセスという流れになります。1週間程度見ておきましょう。

  3. 審査に必要な情報を入力して審査を待つ

    名前、住所、電話番号、勤務先、年収などの情報を入力します。

  4. ジャックスの審査完了後インヴァストカードが発行される

    マネーハッチからカード申し込み後最短2週間での発行となります。

インヴァストゴールドカードの審査概要

審査難易度

当該カードの審査難易度は10段階で5です。ゴールドカードとしては標準的な難易度だと言えます。過去に延滞や滞納さえしていなければ作成できる可能性が高いと思います。一般クラスの「インヴァストカード」が10段階で2ということを考えると妥当な評価でしょう。同じクラスのクレジットカードとしては、「JP BANKカードゴールド」、「GINZA SIXカードゴールド」、「セディナゴールドカード」などが挙げられます。銀行系、流通系など様々な種類のゴールドカードがあります。

属性別おすすめ度

  • 無職×
  • フリーター○
  • 未成年×
  • 学生×
  • 主婦・専業主婦△
  • 新社会人○
  • 30代社会人○
  • 経営者○
  • シニア◯

申込資格は年齢20歳以上で安定した収入のある電話連絡が可能な方です。収入のない無職の方や未成年の方、学生の方は申込み不可となっています。投資に興味のある新社会人の方や30代社会人の方におすすめです。投資を考えていない方にとってはメリットがあるカードではありません。キャッシング枠付帯は、年齢20歳以上で65歳以下で本人がお勤めかつ毎月安定した収入のある方となります。

最新の入会キャンペーン情報

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現在キャンペーン実施中で最大5,000円分のオンヴァストカードポイントプレゼント中です。インヴァストゴールドカードが自宅に届いてから3ヶ月以内のショッピング利用金額に応じてインヴァストカードポイントがもらえます。このポイントは1P=1円で口座にキャッシュバックされますのでそのまま投資に利用することが可能です。

カードショッピング額合計5万円以上で2,000円分、7万円以上で3,000円分、10万円以上で5,000円分となっています。3ヶ月で10万円なら月当たり33,333円と狙いないことはないと思います。積極的に狙っていきたいですね。

さらに、ジャックスのサービス利用でもポイントが貯まります。詳細は下記の通りです。

ジャックスサービス詳細

  • お知らせメール登録100円分のJデポ
  • WEB明細サービス登録で100円分のJデポ
  • Jリボサービス登録で1,000円分のJデポ
  • カード入会と同時のリボサービス登録ならさらに1,000円分
  • ETCカード申し込み&利用で500円の値引き

インヴァストゴールドカードの基本スペック

年会費

年会費は5,000円+消費税となっています。ゴールドカードとしてみると割安だと思います。なお、初年度は年会費無料で持つことが可能です。追加カードである家族カード及びETCカードは永年無料で持てます。追加カードが無料なのは魅力的ですね。年会費が無料のカードでも追加カードは有料ということは珍しくありません。

国際ブランド

国際ブランドはMasterCardブランドのみ選択することができます。知名度の高い国際ブランドで世界中で加盟店舗数が多くなっています。利便性に関してはVISAブランドと二分すると言っても問題ないでしょう。コストコで使えるのもポイントが高いかもしれませんね。

ポイント還元率

基本ポイント還元率は1.5%と高還元です。カード利用200円ごとに3Pのインヴァストカードポイントが貯まります。貯めたポイントは、自動的にインヴァスト証券の口座にキャッシュバックされます。それを元手資金として自動売買で運用する形になります。

なお、公式サイトには一般的なゴールドカードの還元率は1.00%と言われていると記載があります。しかし、これは事実ではないように思います。ゴールドカードの方が一般カードよりもポイント還元率が低い傾向にあり平均は0.5%程度でしょう。1.5%は間違いなくクレジットカード全体で見てトップクラスの水準です。

ネット安心サービス付帯

インターネットを利用していて不正利用されて見に覚えのない請求が届いてしまっても不正利用に対して補償を受けられます。株式会社ジャックスへの届け出日から90日間まで遡って補償されます。毎月オンラインで明細をチェックして不正な取引がないか確認しておけば、気付くのが遅くて補償を受けられなかったということを避けることができます。現金払いにはない安心の補償ですね。

インヴァストゴールドカードの特徴

上位カードらしい落ち着いた券面デザイン

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黒色を貴重とした高級感のある券面デザインが高評価です。金色に輝く世界地図が良いアクセントになっています。所有欲を満たしてくれるクレジットカードに仕上がっていると思います。財布に入れて自慢したくなりますね。

トライオートETFに投資ができる

カード利用額に応じて自動的にキャッシュバックされてその現金をトライオートETFの原資とすることができます。クレジットカードのポイントに悩んでしまう方でも目的がはっきりしているのでおすすめです。ポイントの有効期限という概念もありませんので、交換するのを忘れていて失効してしまうということもありません。これから投資を始めたいと考えている方必見です。

トライオートETFとは、インヴァスト証券が提供しているETF(Exchange Traded Funds)の自動売買サービス(トライオートと命名)のことです。OFD取引のため現物を購入することなく、ETFの売買だけで決済しているため日本円で取引ができます。少額から世界に投資を行うことが可能です。ポイントの運用ができるという点で強みがあります。

空港ラウンジサービス

国内の主要空港ラウンジサービスを無料で使える特典が付帯されています。家族会員の方も対象です。空港ラウンジでは、ドリンクや軽食が用意されていたり、電源やWi-Fiを使用したりと時間を潰せる工夫があります。旅行に行く際に使いたいサービスだと言えます。

ジャックス・トラベルデスク

ジャックストラベルデスクを利用すれば最大5%割引を受けられます。大手旅行会社の国内及び海外パッケージツアーが対象となります。旅行や出張でホテル・航空券の手配が必要な方には嬉しいサービスです。お電話一本で対応してもらえるので忙しい方にぜひ活用して欲しいですね。

海外旅行保険が付帯されている

本会員家族会員家族特約
死亡後遺障害3,000万円1,000万円1,000万円
傷害疾病200万円200万円100万円
賠償責任3,000万円3,000万円1,000万円
携行品損害20万円20万円10万円
救援者費用200万円200万円100万円
寄託手荷物紛失費用4万円4万円-
寄託手荷物遅延費用2万円2万円-
乗り継ぎ遅延費用2万円2万円-
出発遅延費用2万円2万円-

自動付帯の海外旅行傷害保険が付帯されています。家族特約付きなのは素晴らしいです。ケガや病気の治療費用に関しては最高200万円、携行品損害最高20万円となっています。補償自体はゴールドカードとしてはやや見劣りするところだと思います。それでも家族特約が付いていること海外航空傷害保険が付帯されていることから使い勝手は良いと思います。

国内旅行保険も付帯されている

利用付帯の国内旅行傷害保険が付帯されています。家族特約付きとなっています。公共交通乗用具・宿泊施設・パッケージツアーに掛かる費用の全額あるいは一部の支払いをインヴァストカードで行うことで保険が適用となります。補償内容は死亡後遺障害最高3,000万円(家族会員、家族特約:1,000万円)、入院日額5,000円、手術費用最高20万円、通院日額3,000円となっています。一般カード付帯の旅行保険として考えると十分です。

ただし、海外旅行保険に比べて国内旅行保険は利用する可能性が非常に低いです。なぜなら保険金が支払われるのは飛行機や電車などの公共交通機関利用時の事故によるケガ、ホテルや旅館滞在時の火災や爆発などによるケガ、パッケージツアー参加中のケガなどが対象です。利用頻度は低いものの万が一の事態に備えられるのは安心感があります。

トライオートETFのデメリット&注意点

トライオートETFのデメリット及び注意点についてまとめています。クレジットカードのポイントを活用しているものの現金で投資しているのと違いはありません。投資についてあまり詳しくない方はまずは勉強することを推奨します。

投資者保護基金の対象外取引に当たる

トライオートETFは、有価証券店頭デリバティブ取引(店頭CFD)に当たり投資者保護基金の対象外取引となります。株式や債権などの取引においては、証券会社が破産して分別金を返還できない場合日本投資保護基金が一人あたり最大1,000万円まで補償してくれます。

しかし、トライオートETFは対象外取引となっていますので、万が一インヴァスト証券が倒産してしまい顧客分別金が返還できない場合損害を被ってしまうことになります。極端な話貯めたポイントが全て0になってしまうリスクがあるということです。もちろんインヴァスト証券は大手証券会社のため倒産するリスクは低いとは思いますが、その可能性が0だとは言い切れません。

実質ポイント還元率1.5%を下回る可能性がある

ポイント還元率は1.5%と高還元なのが特徴のクレジットカードです。しかし、実質ポイント還元率が1.5%を下回ってしまう可能性があることは理解しておきましょう。一つは、すでに解説した投資者保護基金の対象外取引であるためインヴァスト証券が倒産して分別金が返還できないケースでは0%の還元率になってしまうということです。ただし、それまでに出金しておけば0にになることはありませんね。

もう一つは投資の運用成績に寄って変動するということです。トライオートETFは当然投資なので増えることもあれば減ってしまうこともあります。また、ETFの保有や購入時のスプレッドで手数料が掛かります。

金利調整額という名目で0.9%+LIBOR(London Interbank Offered Rate)の金利負担が生じます。スプレッドは、買値と売値の価格差のことです。この差額は証券会社の利益になるということですね。つまり、ETFを購入した時点ではマイナスからのスタートになります。

年間20万円以上の利益があると確定申告が必要となる

トライオートETFは、雑所得となります。つまり、ETFの保有による配当利益や売買利益が年間20万円以上になると確定申告を行わなければいけません。慣れていない方にとっては手間が掛かりますが、きちんと申告しないと利息など高額な費用を支払うことになるので必ず行ってください。投資以外にも収益源がある方であれば税理士の方に依頼するというのも良いと思います。

電子マネーとの相性

電子マネー種類対応
モバイルSuica
suica
チャージ可能
(ポイント付与対象)
PASMO
pasmo
チャージ不可
SMART ICOCA
smarticoca
チャージ可能
(ポイント付与対象)
nanaco
nanaco
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
WAON
waon
チャージ不可
楽天Edy
rakutenedy
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
インヴァストゴールドカードは、電子マネーとの相性はそれほど良くありません。電子マネーのモバイルSuica、SMART ICOCA、nanaco、楽天Edyにチャージをすることができます。しかし、ポイントが貯まるのはこれらの内モバイルSuica及びSMART ICOCAのみです。

nanaco及び楽天Edyへのチャージではポイントが貯まりません。ポイント還元率の高いクレジットカードですので、うまく電子マネーと組み合わせたいのですがチャージ対象が少ないので難しいですね。

インヴァストカードのマイナス点

証券口座の開設が必須

インヴァストカードを作成するにはインヴァスト証券口座の開設が必須です。手間と時間が掛かってしまうというのがデメリットです。申込時にマイナンバーが必須となるのも理解しておきましょう。

申込みの流れとしては、証券口座開設→Myページログイン情報郵送→クレジットカード申し込みとワンクッションはさみます。すでに証券口座をお持ちの方ならいいのですが、まだ持っていない方は余裕を持って申し込みを行いましょう。

キャッシュバックされたものをそのまま出金できない

キャッシュバックされた積立額をそのまま出金することはできません。純粋にキャッシュバック目当てで持つのはNGということになります。どうしても出金したい場合は、トライオートETFで実際にETFに投資をしてからであれば出金することが可能です。

ショッピング保険が付帯されていない

当該クレジットカードにはショッピング保険が付帯されていません。ゴールドカードでショッピング保険がないのはデメリットだと言えます。ショッピング保険とは、クレジットカードで購入した商品について、盗難や破損時に補償を受けられる保険です。それほど使う頻度が高いわけではありませんが、高額な買い物をする際に安心感があります。

紙の明細書の発行は有料

インヴァストゴールドカードの明細の確認は基本的にオンラインで行うことになります。紙の明細書を希望される場合は1回につき80円(税抜)の手数料が発生します。年間で960円(税抜)のコストが掛かってしまいます。どうしても必要だという方以外はWEB明細にしておきましょう。こういうコストは抑えるに越したことはありません。

インヴァストカードとの比較

ゴールド一般
画像invastgoldinvast
年会費5,000円1,250円
国際ブランドMasterCardVISA
ポイント還元率1.5%1.0%
海外旅行保険最高3,000万円付帯なし
国内旅行保険最高3,000万円最高1,000万円
空港ラウンジ×
ショッピング保険付帯なし付帯なし
公式公式公式
インヴァストカードには、ゴールドカードだけではなく一般カードもあります。年会費1,250円とリーズナブルです。それでいてポイント還元率が1.0%と高還元なのが特徴です。ゴールドカードに比べると海外旅行保険が付帯されていないなど付帯サービスはやや劣るものの年会費を考えると非常に魅力的だと思います。なお、平均9万円決済に使う場合はゴールドカードの方がお得になります。

スペック情報

カード名インヴァストゴールドカード
カード発行会社株式会社ジャックス
発行期間2週間
国際ブランドMasterCard
ポイント還元率1.5%
年会費5,000円(税抜)
ETCカード永年無料
家族カード永年無料
海外旅行保険最高3,000万円
国内旅行保険最高3,000万円
締め日/支払日末日締め/翌月27日払い
ショッピング保険付帯なし

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クレジットカードを比較
高ポイント還元率
海外旅行傷害保険
passport
年会費無料
実質年会費無料
ETCカードがお得
審査が甘い
shinsa
家族カードがお得
ゴールドカード
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