ダイナースクラブカード


ダイナースクラブカードは、三井住友トラストクラブ株式会社が発行しているクレジットカードです。元々は、シティカードによって発行されていましたが、組織売却によって運営が変わりました。運営企業が変わってもスペックなどに変更はありません。券面では一般カードのように見えますが、スペック的にはプラチナカードに匹敵します。他の人とは一味違うクレジットカードが欲しいという方は必見です。

最短3営業日での発行に対応しています。スピーディーな発行ができるのは嬉しいですね。また、ステータス性の高さは維持されていて現在でもなお取得の難しいカードの一つです。審査難易度は10段階で8です。誰でも作れるというカードはありません。クレヒスに自信があるという方はぜひ挑戦してみてくださいね。

ダイナースクラブカードざっくり紹介
◎ 最高のステータスを持つダイナースクラブカード
◎ ショッピング限度額に一律の制限なし
◎ 上位カードダイナースクラブプレミアムカードは最高峰のブラックカード

当記事のコンテンツ内容

ダイナースクラブカードの審査まとめ

審査難易度

当該カードの審査難易度は10段階で8です。クレジットカード全体で見ると上位に入る難易度となっています。しっかりとしたクレヒスがない方にとっては作成するのが厳しい可能性があります。審査が不安な方は他のクレジットカードでクレヒスを築くことに集中した方が良いでしょう。

同じクラスのクレジットカードとしては、「JCBプラチナカード」、「アメックスプラチナカード」などが挙げられます。プロパーカードのプラチナ級に匹敵するカードだということがわかります。

おすすめの属性

  • 無職×
  • フリーター×
  • 学生×
  • 主婦・専業主婦×
  • 新社会人×
  • 30代社会人◎
  • 個人事業主・経営者○

申込資格は27歳以上の方となります。カードの特性的にも限られた方のみが申し込みできるカードです。出張が多く世界中を飛び回るビジネスマンやステータスの高いカードが欲しい方におすすめです。付帯サービスの手厚さに魅了されることでしょう。将来的にブラックカードを目指すことも可能です。

ダイナースクラブカードの基本スペック

年会費

年会費は22,000円+税です。ゴールドカードとプラチナカードの間ぐらいの年会費となっています。家族会員は5,000円+税、ETCカードは永年無料で持つことができます。家族会員の方は本会員とほぼ同等の付帯サービスを得られることからコストパフォーマンスは高いです。

ポイント還元率

基本ポイント還元率は0.4%です。カード利用100円につき1Pのリワードポイントが貯まります。貯めたポイントについては、Amazonギフト券、楽天スーパーポイント、キャッシュバック、各種グッズに交換することができます。

ポイントに有効期限はありませんので、じっくり貯められるのはメリットだと思います。マイル交換についてはダイナースクラブカードの特徴で解説しています。

国際ブランド

選べる国際ブランドはDinersのみとなっています。ステータスの高い国際ブランドです。ジェイシービーとの提携によって利用できるお店が増えているのは嬉しいですね。ただし、国際ブランドの分散のためにVISAやMasterCardのクレジットカードも合わせて持っておくと良いでしょう。

ショッピング保険

年間最大500万円までの補償があるショッピングリカバリー保険が付帯されています。補償が大きく他のゴールドカードに比べて手厚い補償となっています。商品の購入から90日間が補償の対象となります。

ダイナースクラブカードを利用して購入した商品について、破損したり、盗難に合ってしまったりして損害を被った場合にその損害を補償してくれる保険です。高額な買い物をする予定のある方にはメリットがありますね。

ダイナースクラブカードの最新キャンペーン情報

2020年1月10日~2020年3月31日までの期間限定でキャンペーンが実施されています。お得にクレジットカードを持てるチャンスです。

ポイント10倍+オリジナルラゲッジタグ

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入会後3ヶ月間はご利用ポイントが10倍(基本ポイント1倍+特典ポイント9倍)と優遇されます。50万円まで、特典ポイントの上限は45,000ポイントとなっています。50万円利用した場合50,000ポイント(その内特典ポイントは45,000P)が貯まります。

抽選でサムソナイトブラックレーベルスーツケースプレゼント

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抽選で10名の方にサムソナイトブラックレーベルスーツケースがプレゼントされます。確実にもらえるわけではないのであまり期待せずに待っておくのが良いでしょう。

ダイナースクラブカードの特徴

最高峰のステータス性を誇るプロパーカード

ダイナースクラブは国際ブランドの中でも最もステータス性の高いブランドの一つです。当ページで紹介しているダイナースクラブカードは、プロパーカードということもあり、審査難易度はどうしても高くなりますが、その分ステータス性が維持されています。

従来は医師・弁護士・上場企業役員、公務員等属性や年収を重視する傾向にありました。しかし、今は審査基準が緩和されて申込資格は27歳以上とだけになっています。クレヒスがしっかりあればサラリーマンでも作成することが可能です。もちろん役職がついていたり、年収が高い方が有利です。

ショッピング限度額に一律の制限がない

当該カードにはショッピング枠という概念が存在していません。信頼できる顧客にしかカードを発行しないダイナースだからこその制限なしです。毎月クレジットカードの決済額が大きい方にとっては魅力的だと思います。

ただ、実際は個々に枠が設定されています。いきなり数百万円の買い物をガンガンするということはできない可能性が高いです。通常のカードよりもショッピング枠が大きいと解釈する方が適切かもしれません。一般的な使い方であれば枠いっぱいになってカードが使えなくなってしまうということはないと考えられます。

ダイナースグローバルマイレージ

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年間参加料6,000円のダイナースグローバルマイレージサービスに登録するとマイル還元率が1.0%に引き上げられます。ポイントをアマゾンギフト券などに交換するよりもマイルを貯めたいと考えている方におすすめです。対象航空会社は、ANA、デルタ、ユナイテッド航空、大韓航空、アメリカン、アリタリア航空があります。注意点として年間40,000マイル(ANAの場合)までしか交換できないといった制限があります。

ダイナースクラブコンパニオンカードと2枚持ちができる

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希望者の方は追加カードとしてダイナースクラブコンパニオンカードを発行することができます。MasterCardブランドを選択できるため国際ブランドの分散にもなりますね。本会員の方も家族会員の方も永年無料で持つことができます。スペック的にはTRUST CLUBプラチナマスターカードと同等です。

ブラックカードへのステップアップが可能

ダイナースプレミアムカードダイナースクラブカードには、上位カードとしてダイナースクラブプレミアムカードが存在しています。ダイナースクラブカードを使用している中で上級顧客のみにインビテーションが送られます。その招待状がない限り所有することができない取得することが非常に難しいブラックカードです。

年会費はなんと130,000円と高額に設定されています。その分ダイナースクラブカードよりも付帯サービスが充実しています。マイル獲得率が2%と優遇されていたり、プレミアムカード所有者専任のコンシェルジュがいるなど至れり尽くせりのサービスを利用することができます。いつかはブラックカードを所有したいという方は是非狙ってみてくださいね。

海外旅行・出張に強い

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ホノルル・Lea Leaトロリー1週間券

ホノルル観光に便利に使えるLee Leaトロリー7日間乗り放題レギュラーパスが無料です。旅行でハワイに行く予定のある方におすすめです。

手厚い海外・国内旅行傷害保険

あらゆるクレジットカードの中でもトップクラスの補償が付帯されています。自動付帯となっていますので持っているだけで保険が適用となります。海外旅行保険については、死亡後遺障害最高1億円、傷害疾病治療費用最高300万円、携行品損害最高50万円、救援者費用最高300万円と補償が充実しています。

ただし、海外ではこれ以上に治療などに費用が掛かってしまうことがあるため他のクレジットカードと合わせて持つか民間の旅行保険に加入されることを推奨します。海外での病気やケガを相談することができるサービスを利用することができるのもポイントです。異国の地での不安を軽減してくれます。

国内旅行保険は死亡後遺障害最高1億円、手術費用最高20万円、入院日額5,000円、通院日額3,000円となっています。公共交通乗用具搭乗中の事故やホテル滞在中の火災や爆発などによる傷害などが対象です。海外旅行保険に比べると利用の機会は多くないと思います。

手荷物宅配サービス

海外出張や海外旅行からの帰国時にスーツケースやゴルフバッグ等の荷物を一つ無料で自宅まで届けてくれるサービスです。手ぶらでバスや電車に乗って帰宅することもできます。通常1,500円から3,000円程度の費用が掛かりますが、完全無料で利用することができます。

クラブラウンジ

世界中の空港にあるVIPラウンジを無料で利用することができます。プライオリティパスに匹敵するサービスをダイナースが独自で持っています。飛行機搭乗までゆったりとした空間で時間をつぶすことができます。旅行の疲れを取ったり、パソコンで作業をしたりと思いのままの時間を過ごせると思います。

エンターテインメントにも強い

コナミスポーツクラブ優待

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全国のコナミスポーツクラブにて、法人会員価格で施設を利用することができます。さらに、月会員だけではなく、都度利用も可能です。

一般会員よりもオトクな価格で利用することができるので、身体を動かしたいなと感じたら是非利用してみてください。

各種ゴルフ関連優待

ゴルフが好きな方必見の優待が多くあります。例えば対象スクールでのプライベートレッスンの優待、練習場利用の割引優待等があります。

レストラン・ホテルでの優待

対象レストランでのコース料金が1名様あるいは2名様分無料になるダイナースクラブエグゼクティブダイニングや国内及び海外のホテルの客室アップグレードや優待割引を受けることができます。美味しいものを食べるのが好きという方や旅行が好きという方に嬉しいサービスです。

ダイナースクラブカードと電子マネーとの相性

電子マネー種類対応
モバイルSuica
suica
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
PASMO
pasmo
チャージ不可
SMART ICOCA
smarticoca
チャージ可能
(ポイント付与対象)
nanaco
nanaco
チャージ不可
WAON
waon
チャージ不可
楽天Edy
rakutenedy
チャージ可能
(ポイント付与対象外)
ダイナースクラブカードは、モバイルSuica、SMART ICOCA、楽天Edyにチャージすることができます。ただし、SMART ICOCA以外の電子マネー付与ではポイントが貯まりません。電子マネーとの相性はそれほど高くありませんので、他のクレジットカードと合わせて持つのも良いと思います。リクルートカードや楽天カードなど電子マネーチャージがお得なクレジットカードがあります。

ダイナースクラブカードのここはマイナス

クセのあるポイントシステムとなっている

ダイナースクラブカードのリワードポイントはクセのあるポイントシステムです。マイル交換以外のアイテムへの交換は還元率が低くおすすめしにくいです。この場合還元率は0.4%と平凡です。高額なクレジットカードであることを考えるとデメリットとなります。

また、マイル交換についても1年に交換できるポイントに制限があります。ANAなら40,000マイルと上限が低いです。その他のマイレージサービスについては120,000マイル~140,000マイルまで交換可能です。

各種税金の支払い、公共料金の支払、NHK受信料、ETC利用料金、保険料金、携帯通話料などの場合はポイント還元が半分になります。100円につき0.5Pしか貯まらず使い勝手が悪化します。どのような用途で使おうとしているのかをしっかり考えておく必要がありますね。

使用できるお店が限定される

ダイナースカードは、VISA/MasterCardブランドのクレジットカードに比べるとどうしても使用できるお店が限られてしまいます。ジェイシービーとの提携があるとは言ってもVISAやMasterCardには及びません。実は海外での利用できないお店が多いということは理解しておきましょう。

ダイナースカードは誰もが所有できるカードではありません。そのため、所有者数も他の国際ブランドに比べると少なく、加盟店側も重視しないことがあるのです。他にVISAやMasterCard等の国際ブランドと合わせて所有するのがおすすめです。

ダイナースクラブプレミアムカードと比較

一般プレミアム
券面ダイナースクラブカードダイナースプレミアムカード
申込資格27歳以上の方27歳以上の方
審査難易度8594
発行期間7営業日招待制
年会費20,000円130,000円
家族カード5,000円永年無料
追加カードTRUST CLUB
プラチナマスターカード
TRUST CLUB
ワールドエリートカード
ポイント還元率0.4%0.8%
マイル還元率1.0%2.0%
海外旅行保険1億円1億円
傷害・疾病治療費用300万円1,000万円
携行品損害50万円100万円
国内旅行保険1億円1億円
コナミスポーツクラブ優待
クラブラウンジ
交通事故傷害保険×
ゴルファー保険×
外貨盗難補償保険×
銀座プレミアムラウンジ×
一休.com×ダイヤモンド会員
公式公式公式
詳細当ページ詳細
上位カードであるダイナースクラブプレミアムカードとスペックを比較しています。年会費が130,000円と一気に跳ね上がります。家族カードを永年無料で発行できたり、追加カードがワールドエリートカードにパワーアップしたりと魅力は増します。ポイント還元率も高く一般的なアイテムへの交換でも0.8%還元です。マイル還元率は2.0%と高水準となっています。

海外旅行保険についても傷害疾病治療費用が300万円→1,000万円、携行品損害が50万円→100万円と高額補償になっています。これだけの補償があれば民間の海外旅行保険に加入する必要はありませんね。交通事故傷害保険、ゴルファー保険、外貨盗難補償保険など各種保険が充実しています。

銀座プレミアムラウンジ、一休.comのダイヤモンド会員資格付与とワンランク上のサービスを享受できます。これだけのサービスがあるのであれば年会費130,000円も納得できるでしょう。ぜひブラックカードの所有を狙ってくださいね。

似ているクレジットカードを比較

MUFGプラチナ・アメリカン・エキスプレス

MUFGプラチナアメックス

三菱UFJニコスが発行しているプラチナカードです。ステータス性・スペック的にダイナースカードに引けを取りません。プライオリティパスを無料で所有することができます。その他にも海外に行くことが多い方にとって魅力的なサービスが充実しています。

JCB THE CLASS

JCB THE CLASS

ジェイシービー発行のブラックカードです。全てのクレジットカードの中でも取得難易度の高いカードの一つです。国内では最高のステータス性を誇っています。ジェイシービーは、東京ディズニーリゾートの公式スポンサーです。そのため、クラブ33のランチチケットの抽選を行えたり、ラウンジを利用したりできます。

アメックスプラチナカード

amexplutinum

ステータスカードの代名詞であるアメックスのプラチナカードです。招待制のカードとなっていて、下位のアメックスゴールドカードを使用して認められた人にのみインビテーションが届きます。誰もが年会費を払えば持つことができるカードではありません。T&Eカードとして評判が高くなっています。ホテルの宿泊での優待やレストランでの優待が魅力です。

スペック情報

カード名ダイナースクラブカード
カード発行会社三井住友トラストクラブ株式会社
発行期間最短3営業日
国際ブランドDinersclub
ポイント還元率0.5%~
年会費23,760円(税込)
ETCカード永年無料
家族カード5,400円(税込)
海外旅行傷害保険死亡・後遺傷害最高1億円
傷害治療費用最高300万円
疾病治療費用最高300万円
携行品損害最高50万円
賠償責任最高1億円
救援者費用最高300万円
国内旅行傷害保険
(旅行傷害保険付きのみ)
死亡・後遺傷害最高1億円
手術費用最高20万円
入院日額5,000円/1日
通院日額3,000円/1日
締め日・支払日毎月20日締め/翌月10日払い
ショッピング保険最高500万円
盗難保険盗難保険あり。

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